収益構造も改革へ
近鉄百貨店は6月23日、ドラッグストア事業に参入し、フランチャイズ1号店として「コクミンドラッグ 近鉄上本町店」をオープンする。同社は2015年のコンビニ「ファミリーマート」を皮切りにフランチャイズ事業を進めており、21年4月末現在で12業種38店舗に上る。24年に20業種・70店舗、売上高150億円を目指す。
4月発表の中計では2030年をめどとした長期ビジョンとして「くらしを豊かにするプラットフォーマー」を掲げた。沿線で暮らす、働く、訪れる商圏人口600万人をターゲットに、グループ各社や取引先が提供する商品、サービスを、近鉄百貨店が持つ各チャネルで提供するという青写真を描く。フランチャイズもその計画の一環で、今後は各業態を組み合わせたマルチフランチャイズをベースとした、新業態の開発も進める。
2020年度の連結純利益はマイナス49億円だった。21年度の予想は連結純利益17億円の予想。24年度の目標は同40億円としている。現在は百貨店事業が収益の8割を占めるが、30年までに新事業を50%まで伸ばす考え。
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