巡り巡って、Facebook Japanと神戸市との事業連携に
私からの発信については「顔の見える広報」を意識しています。新たな施策を始める時には、プレスリリースからだけだと読み取れない担当者としての思いや、そこに至るまでの経緯、関わってくださった方々のことなどをまじえて投稿しています。
「友だち」が1000人を超えた頃からでしょうか。共感や応援のコメントともにシェアやフィードバックをしてくださったり、新たに面白い話や人をご紹介いただくといった形で、特定多数の方に対して確実に届いているという実感がありました。
こうした「友だち」とのコミュニケーションの中から、いくつもの官民連携のアイデアが生まれたり、さらに新たな出会いにつながったりと、数えきれないほどの新たな価値が生まれてきました。
たとえば、神戸市は2018年7月に、Facebook Japanと「地域経済・地域コミュニティ活性化に関する事業連携協定」を結びましたが、それもFacebookでのつながりがきっかけで生まれたものでした。
連携することになる前年の10月に、当時のInstagramの最高製品責任者の神戸市への表敬訪問のお話が、関係者経由でなんと私のMessengerに突然舞い込んできたんです。
当時から神戸市は自治体の中でも積極的にInstagramを活用していたこともあり、訪問先として候補に挙がったそうです。さらにその関係者の中に私とFacebookでつながっている方がいたことからすぐに連絡をくださった、と。またとない機会だと思い、即反応。神戸市の久元喜造市長と懇談の機会をすぐに調整しました。
その表敬訪問で、両者で目指す方向性を確認することができ、事業連携協定締結へと一気に話が展開していったのでした。
また、Facebookを始めたばかりのころは民間企業の方々とのつながりが多かったのですが、この2~3年の間で全国の公務員とのつながりも一気に拡大。公務員のコミュニティ「よんなな会」や、全国の公務員で運営するオンラインプラットフォーム「オンライン市役所」の運営に携わることになってからのことです。
全国どこに行ってもその地域に詳しい友人がいる感覚でワクワクしますし、仕事でわからないことや相談したいことがあれば、他の自治体で同じ仕事をしている方にお話を聞くこともできます。これも顔の見える関係があるからこそだと感じています。
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