本プロジェクトで初めてタッグを組んだ「THE FIRST TAKE STAGE」と「“チェキ” instax mini 40」に共通するのは、ありのままを自分らしく表現するための「一発撮り」というコンセプト。グランプリのプライズでもあった「THE FIRST TAKE」の一発撮りを終えた直後の麗奈さんに話を聞いた。
「ステージって後にも先にもそのとき1回限り。毎回、足先から頭まで全身集中して、終わったらぶっ倒れるぐらいの気持ちで歌っています。特に今日は、『麗奈』をまだ知らない方々にも自分の歌や思いがほんの少しでも届いたらいいなと願う気持ちもありました」。
9歳でギターを始めて以来、地元の鹿児島を中心にライブ活動を続けてきた麗奈さん。「THE FIRST TAKE STAGE」の3次選考を通過して歌う姿が動画で公開されると、自身のYouTubeチャンネルやSNSアカウントに多くの応援コメントが寄せられたという。
「たくさんの人にアーティストとして見てもらえることがすごく嬉しかったし、本当に勇気をもらいました。もともと人前で話すことも、自分をさらけ出すことも苦手でしたが、応援されて自信がついたことでかなり変わったと思います。今は、何でもできる気がします」。
長渕剛や吉田拓郎など、家族の聴いていたフォークソングに影響を受け、中学生で初めてオリジナル曲を制作。音楽プロデューサーの亀田誠治氏が「唯一無二の授かりもの」と絶賛した声はもちろん、グランプリを獲得したオリジナル曲『僕だけを』のように等身大のリアルな言葉で紡がれる歌詞も印象的だ。
「普段から感じたことをメモに書き留めておいて、その熱が落ち着いたころに曲をつくることが多いですね。言葉もメロディも、心から納得できないものはどうしても自分らしさから離れてしまうので、録音して何度も聴き直しながらできるだけ素直な気持ちに近いものを選ぶようにしています。やっぱり自分にとってリアルな言葉で届けるものが一番伝わる気がするので。最初は曲にするのが恥ずかしくて素直に書けない言葉もたくさんありましたが、今は昔よりも正直に書けるようになりました。自分がたくさんの音楽から励ましや勇気をもらったように、心の中にあってもなかなか言葉にできない想いをすべて音楽に変えて届けられるアーティストになりたいです」。
歌いはじめたことで多くの出会いに恵まれたと話す麗奈さんにとって、音楽は生きる上で欠かせないもの。グランプリの知らせに「まさか選ばれるとは思っていなかった」と驚きながらも、その日から自然とアーティストとしての未来を思い描くようになったという。
「ここから1人のアーティストとしてどう成長していくか、どういう部分を磨いたり吸収したりしていけばいいのか、これからの目標を自分なりにずっと考えていました」。その眼差しに迷いはない。心の揺れをリアルな言葉で伝える表現者としての新たなステージが始まる。
麗奈
どこか懐かしく、新しい。等身大かつ独創的な表現で描く歌詞、そして、聴く人の耳を一瞬でその世界へグッと引き込む繊細な歌声を持つ、鹿児島県出身、20歳のシンガー・ソングライター。
家族の聴いていたフォークソングの影響を受け、9歳からギターを始めると同時にYouTubeにて弾き語りの動画を投稿し始める。
中学生の頃、作詞・作曲にチャレンジし、高校生からは鹿児島を中心に路上ライブやライブハウスでの活動を開始。
チャンネル登録者465万人を超えるYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」が新たな才能を見つけるオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」にて、全国各地約5,000組以上集まった応募者の中から見事グランプリに輝いた。
影響を受けた主なアーティストRADWIMPS、YUI、長渕剛、吉田拓郎、尾崎豊、etc.
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