当然だが、企画を立てる前には必ず与件・課題の整理そして目的の設定が必要だ。ここが曖昧なままでは、企画は立てられない。では、どのように考えればよいのだろうか。ポイントについて筆者が解説する。
企画を立てる前に必要なプロセスは「クライアント要望を組み立てる(社内であれば上司)」です。要望を組み立てられれば、与件・課題の整理、目的の設定は完了します。なぜなら、クライアントの「言っているコト」と「望んでいるコト」は異なるからです。
クライアントが言語化した情報は顕在化した症状の一部です。患者が医者に「頭が痛い」と訴えるようなものです。医者が頭痛の原因を診察して、治療方針とお薬を提案するように、企画者は顕在化したクライアント症状をベースに「現状の仕組」を診察して、クライアント要望を組み立てて、企画を提案します。
つまりクライアントが主張する症状の原因を診察して、適切な治療方針と薬を提供するのが企画提案になります。企画を立てる前に必要なプロセスは、クライアントが主張する症状を生んだ現状の仕組を診察して、クライアント要望を組み立てることです。
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