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共同PR、VAZを買収 若者向けマーケティング強化で

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総合PR会社の共同ピーアール(PR)は2022年1月14日付で、VAZ(代表取締役社長=小松裕介)を連結子会社化する。YouTubeへの動画投稿で収入を得る「ユーチューバー」のマネジメントを手がける企業で、インフルエンサーマーケティングや若年層向けマーケティングの強化を図る。株式の取得価額は非公表。

米ユーチューブと英コンサル会社のオックスフォード・エコノミクスの調査によると、動画共有サービス「YouTube」上で、日本で10万人以上の登録者を持つチャンネルは5500を超えるという(写真=sutiporn/123RF、本文とは関係ありません)

VAZの2021年6月期の売上高は前期比22.5%減の8億34万円で、営業損失は1億484万円。純損失は9255万円で、直近3年間は連続で赤字となっている。

VAZに所属する「ユーチューバー」は40人で、合計フォロワー数は2823万人に上る。投稿している動画の合計再生回数は約2億9200万回。

共同PRは2018年にVAZと資本業務提携していた。12月23日付で共同PRの谷鉄也社長など複数の株主から譲渡契約を締結した。取得後の議決権所有割合は40.19%となる。

共同PRの2021年12月期通期売上高は前期比5.2%増の52億5000万円で、営業利益は同比27.8%増の2億円。純利益は同比約8.5倍の1億2000万円の見込み。