亀田製菓「ピーナッツ入り柿の種」のパッケージ。現在の配色を基調としたのは1994年からで、デザインは2016年から
亀田製菓は1月28日、「ピーナッツ入り柿の種」のパッケージデザインに類似しているとして、久慈食品(埼玉・戸田)の「柿ピー21袋」の製造・販売の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てていた件で、久慈食品と和解が成立したと発表した。久慈食品は2月以降の製造・販売分からパッケージデザインを変更する。
自社製品との誤認、混同の防止、ブランド保護を目的として、不正競争防止法などに基づき、昨年12月7日付で東京都地方裁判所に申し立てを行っていた。亀田製菓はそれまでくり返し、久慈食品側へ販売中止やパッケージデザインの変更を求めていたが、聞き入れられなかったという。
左が旧「柿ピー21袋」のパッケージで、右が変更後。グレー部分は実際は透明
久慈食品は現行の「柿ピー21袋」を1月31日で製造・販売を終了し、パッケージを廃棄する。2月以降に製造・販売する分からはパッケージデザインを変更する。
亀田製菓は昨年2月に発売した製品「無限エビ」も好調で、同年11月の決算説明会でその理由について、「ひとつはパッケージデザインのインパクトで、店頭において⾮常に⽬⽴つため広告宣伝以上に効果があったものと考えている」と説明。すでに似たデザインが複数出てきていると明かしたが、「脅威ではないと考えている」と回答した。
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