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ワークマン、5年で200億円へ Web注文店頭受け取りを拡大

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ワークマンは2月22日、キャンプ用品などアウトドアグッズをWeb注文・店頭受け取り形式での販売を始めると発表した。Web注文専用商品の初年度販売見込みは40億円。増産体制を敷いており、55億円までの販売が可能という。

発表会で披露された商品の一部。生地を既存商品から転用することで価格を低く抑えている

キャンプ用品のほか、子ども向け製品14アイテム、社会人や就職活動時の女性用スーツもWeb注文専用として発売する。

ワークマンのプライベートブランド(自主企画)のアウトドア製品売上高は、2019年度の71億円から、2021年度は約3.8倍の271億円まで急成長した。

ワークマンの土屋哲雄・専務取締役

土屋哲雄・専務取締役は「早晩、陳列できる売り場が尽きる」として、Web注文に大きく舵を切る。Web注文・店舗受取りの無在庫販売は5年で200億円規模に成長させる考え。

「現時点で、商品がないことで2、3店舗を探し回ってくださるお客さまなど、ご迷惑をおかけしていることも把握している。予約すれば必ず受け取れる状況にしたい」(土屋専務)

Webサイト上で「お気に入り」に登録された商品は、そのうち半分が売れるという。

都心には受け取り拠点としての出店も進める。PBのパンプスも展開する「WORKMAN Shoes」(大阪なんばCITY)を4月1日にオープンするのを皮切りに、「#ワークマン女子」を「銀座イグジットメルサ」で4月28日、「池袋サンシャインシティ」で6月に開業する。2030年をめどに受け取り拠点を1500店舗まで拡大する。現在の店舗数は940店舗。

「ワークマン」店舗は1月27日時点で560店舗あるが、Web注文品の受け取りに対応するのは200店舗まで

ワークマンの全プライベートブランドの3分の1が、アンバサダーが開発に協力している。今後は半数まで伸ばす。