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吉野家、伊東・取締役を解任 早稲田講義不適切発言で

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吉野家ホールディングスは4月19日、早稲田大学の社会人向け講義での問題発言を受け、吉野家HD執行役員で吉野家取締役の伊東正明氏を18日付で解任したと発表した。同日開催の臨時取締役会で決議した。「19日以降、当社と同氏の契約関係は一切ない」とした。

伊東氏が務めていた吉野家の企画本部長は、河村泰貴・吉野家HD代表取締役社長 兼 吉野家代表取締役社長が当面兼務する。

伊東氏は16日に行われた早稲田大学の社会人向け講義において、若い女性向けに継続利用を図るマーケティング戦略を、「生娘をシャブ漬け戦略」と表現し、非難が集まっていた。早稲田大学は18日、講義の担当から外すとし、吉野家HDも謝罪していた。