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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

選手への質問を考える時間は、わずか数秒!瞬発力が求められる、アナウンサーの過酷な現場とは?(ゲスト:宮司愛海アナウンサー)【後編】

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「泣き崩れた」ほどの失敗談とは?!

中村:今までにやってしまって「あ〜、これは失敗しちゃったナ~!」みたいなことって、覚えてます?

宮司:覚えてますよ~。

中村:それ、言えますか?

宮司:言えますけど。当時はショックすぎて、泣き崩れちゃったぐらいの……。

中村:ええ?!

宮司:とある中継での出来事なんですけど。スポーツ中継って、いつスタジオとつながるのかわからないので、常に準備していないといけないんですね。それで、急に中継が来たせいで共演者の方が本番だとは思っていなくて。リハーサル中だと思っていたんですね。

中村:それは、宮司さんには分かっていた?

宮司:はい。ですけど、その方はリハーサルだと思われていて。本番なので会話をしますよね?そしたら、その方が「え、これ本番?!」と(笑)

澤本中村:あはははは!

宮司:生放送中にポロッと言っちゃったんですよ。今思えば、一回マイクを遠ざけて小声で「本番です……」と言えたんですけど、めちゃくちゃオンマイクで「本番です!」って言っちゃったんですよ。

澤本中村:ははははは!

宮司:それがある意味、面白かったと言ってくださる方もいたんですけど、私の中ではその方に「恥をかかせてしまった!」という後悔が大きすぎて……。

中村:すごい、さっきから思っているんですけど、瞬発力が……。アナウンサーって、とっさの判断が試される職業ですね、やっぱり。

宮司:そうなんです。「いやいや、本番ですよ~!」って言うのも、真面目な場だからちょっとおかしいし。バラエティだったら「何言ってるんですか、本番です~!」って笑いにできるところも、その一瞬にはちょっと判断ができなくて……。もう、終わった後にすっごい落ち込んじゃって……。

澤本:いや、でもさ。「(自分が)恥かいちゃった」じゃ、ないんだね。「恥をかかせちゃった」んだね。それが、なんかさ……。基本的に、僕の失敗って「恥をかいちゃった」って話だから。

中村:いや、ホントですよね。WEB野郎中村は、「あんなクライアントの言うことなんか、気にすんな!」っていうメールを、間違えてクライアントに送っちゃって……。

一同:爆笑

中村:後から「すみませんでした〜!!」っていうね(笑)

宮司:本人に送っちゃったんですね(笑)。「あんなクライアントって、僕のことか!!」と(笑)

一同:笑い

今後は「ラップバトル」に乞うご期待!

中村:宮地アナにとっては、まさに北京オリンピックが正念場だったな、というお話でしたけど。今後は、どんなことをやっていきたいですか?

宮司:私はどうしても根が文化系なんですよ。スポーツを担当しておきながら、本当は「超インドア」ですし。ヒップホップが大好きだし、キャンプも好きだし、本も好きだし。簡単に言うと、もっとカルチャーみたいなものを仕事で触れたいなぁ、と思っています。今は「ザ・スポーツの人」っていうイメージがあると思うんですけど、「あ、この人本読むんだ?」「音楽が好きなんだ?」といったように、本当の自分とイメージされている自分との間に、割と大きな乖離があるな〜、という感じがしますね。

中村:ラップバトルには出てほしいですけどね〜。

澤本:あはははは!

宮司:そうそう、いま思い出しましたけど。落語が好きなので、一時期「落語でスポーツ」という“噺家さんの口調で、スポーツニュースを紹介するコーナー”があったんですね。私はもう、噺家さんに対するリスペクトが凄すぎて、あまりにもそのコーナーにのめり込んで他がおざなりになっちゃう。ということで、4回で終わりました。

澤本中村:爆笑

中村:そっちばっかりやりすぎて?(笑)

宮司:はい(笑)そういうタイプだから、ラップをやったら「これは、こうじゃないといけない気がする……」って思わないかな?と、自分でも不安ですね。まあ、それもやってみて、いっぱい失敗する!

澤本:もう、失敗に期待してますもん。

宮司:(笑)2022年はそういう年にします。

中村:今年はチャレンジの年にしましょう。ということで、今後の宮地アナの行動にご期待ください!

澤本:ん、行動……?!(笑)

宮司:はい。がんばります!周りの方々を幸せにできるように。

澤本:あ、偉い。

中村:素晴らしい。それじゃ、最後の読みをまた宮地アナにお願いできますか?

宮司:はい。では、行きます。

~宮司アナの生ナレーション~
この番組は、放送後一週間「ラジコ タイムフリー」で聴くことができます。また、東京FMのデジタルコンテンツが集約されているスマホアプリ「AuDee(オーディー)」でも番組のトークのみ配信中。もう一度聞きたい、知りたいという方は「オーディー」で検索してみてください。

澤本:聴きやすい……。

中村:美しい!!

宮司:あはははは。

中村:なんでここに感動してしまうんだろう?

澤本:ね。これを宮司さんが言うのと、僕らが言うのとでは、「オーディー」を聴く率が違ってくるね、これ。

中村:そうですね、あとは「オーディー」に対する考え方が変わりますよね。

澤本:うん。「オーディー」のブランディングが変わってくるね……(笑)

宮司:そんなことはないですよ(笑)

中村:今夜のゲストはフジテレビアナウンサー、宮司愛海さんでした。ありがとうございました~!

宮司:ありがとうございました~!

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〈END〉