ツイッターは7月1日、SNS「Twitter」に、「いいね」ボタンを押すと、広告内容などに関連したアニメーションを表示する機能を追加した。広告出稿企業向けの機能で、「ブランドいいね」として提供する。日本のほか米国や英国、サウジアラビアが対象。2019年から一部の企業でテストを進めていた。
「ブランドいいね」は、1日単位の独占型広告枠「タイムラインテイクオーバー」に追加する。「タイムラインテイクオーバー」は、利用者がTwitterを最初に起動したタイミングに出現する広告。「ブランドいいね」は指定のハッシュタグを含む投稿で「いいね」を押すと表示される。選べるハッシュタグと言語の上限は10。
2021年10月〜22年1月に実施したテストでは、非接触者に比べてブランド想起や、購入あるいは購入の検討が上昇したという。調査対象者(標本)は7。また、21年12月に実施した消費者調査では3分の2が「ブランドいいね」について魅力的だと回答したという。回答者数は559。
スクウェア・エニックスのほか、ディズニー、パラマウント・ピクチャーズ、テスコなどが試験に参加していた。「ブランドいいね」のアニメーション制作は、米国、英国、サウジアラビアではBare Tree Media、日本では、香港やシンガポール、中国に拠点を置く制作会社Carbonなどが担当する。
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