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ヘラルボニーが知的障害者の選挙参加を支援、岩手日報に「投票ガイド」掲載

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障害のあるアーティストなどを支援しているヘラルボニー(盛岡市)は7月8日から、参院選を機に投票について考えるアクション「#CAREVOTE」と、その一環で同日付の岩手日報に「やさしい投票ガイド」を掲載した。知的障害を持つ人々の投票における課題を可視化し、選挙に参加しやすい環境づくりを目指す取り組みだ。

「選挙に行く。投票する。そんな、あたりまえのことがかなわない人がいます。」という1文から始まる、本アクションのステートメント。

「やさしい投票ガイド」は投票の際に役立つ情報をまとめ、7月8日付の岩手日報に掲載。Webサイトでも無料で公開している。
同ガイドでは「投票に行く前に」と題し、「投票のしかたがわからなくてもOK」「字を書けなくてもOK」「メモを持っていってもOK」と、投票に参加する人々をサポート。また投票所で困った際に、「書き間違えました」「代わりに書いてください」などと、係員に提示できるコンテンツも展開した。
発行にあたって、知的障害のある人に向けた表現の伝達をサポートしてきたスローコミュニケーションが監修している。

「#CAREVOTE」の一環である「やさしい投票ガイド」は、7月8日の岩手日報朝刊に別刷で公開(写真上)。実際に投票所へ持参し、活用することができる。

ヘラルボニー代表の松田崇弥氏らは本アクションについて、「知的障害のある人は“できる”のに、投票をするには障壁があるため“できない”ことがあるのです。“ケアしたい一票”があります。言い換えるならば、“ケアしなければならない一票”が確かに存在しているのです。だから私たちは、やさしい情報づくりで、やさしい社会の土台をつくることから、はじめたいと思います」と語っている。
 

スタッフリスト

企画
松田崇弥、玉木穂香、小野田峻
CD
小林大地
C
寺澤佑那
AD
落合剛之
D
井上麻美
PRプランナー
鈴木万里奈
ブランディングプロデューサー
松隈太翔
監修
スローコミュニケーション

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター