乃村工藝社は8月にも、従業員の体力を視覚化したバーチャルオフィスの提供を始める。ベンチャーのH2Lのセンサーを用い、バーチャル空間内の従業員の「アバター」(写し身)に反映させる。同僚が声をかけるタイミングを計りやすくなるなど、コミュニケーションが円滑になるという。
従業員のふくらはぎに筋肉の動きを検出するセンサーを付け、緊張や残りの体力を推計する。バーチャル空間内の「アバター」にリアルタイムに反映し、従業員間で共有することで、話しかけられるタイミングかどうかをわかりやすくする。
リモートワークで、表情や視線、身振りなど非言語的コミュニケーションが取りづらい課題に対応する。テストでは疲労度などが可視化され、働き方改善の参考になるとして、一定の手応えを得た。
乃村工藝社はバーチャルオフィスと実際の物理的なオフィスの双方を生かした「デュアルワーク」向けの空間デザインを企画・開発する。8月中にベータ版の配信を予定する。本格的な開始から2年間で1万ユーザーの獲得を目指す。
プロジェクトはH2Lから、同社の技術を生かしたバーチャルオフィスのデザインについて乃村工藝社に相談があったのがきっかけという。H2Lは2012年7月に設立。乃村工藝社との資本関係はない。
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