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アジャイルメディア、新社長交代を1月末に前倒し

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アジャイルメディア・ネットワークは1月20日、代表取締役社長に宮地広志氏が同31日付で就任すると発表した。現社長の荒木哲也氏は同日付で代表取締役社長と取締役を辞任する。2〜3月ごろを想定していたが前倒した。

宮地氏は2007年4月、三井住友銀行入社。日本M&Aセンター、fundbookを経て、22年4月からOrb Partners代表取締役、同年12月からアジャイルメディア・ネットワーク取締役。いずれも現任。

荒木氏は22年5月にアジャイルメディア・ネットワークの代表取締役に就任。同社の元役員で最高財務責任者(CFO)だった石動力氏による不正出金や着服が行われていた当時、発覚前からて監査役に伝えるなどして事態の解決を図ろうとしていた。

アジャイルメディア・ネットワークは昨年末に第三者割当増資で資金調達しており、債務超過は解消。資金は業務の運転資金のほか、主力とするファンマーケティングのノウハウが生かせる事業のM&Aなどに用いる。1月20日には、TikTokのチャンネル運用事業を手がけるコンフィ(東京・港)の買収を発表した。

取得価額は5500万円。同事業の2022年2月期の売上高は410万6000円、営業利益は351万8000円だった。アジャイルメディア・ネットワークはTwitterやInstagramがメインだったファンマーケティングを、TikTokにも広げたい考え。