日本雑誌広告協会は9月21日、第65回「日本雑誌広告賞」の審査結果を発表した。経済産業大臣賞（最高賞）は「キユーピー マヨネーズ」のシリーズ広告に決定した。

グランプリ作品は婦人向け生活誌『家庭画報』（世界文化社）の2022年2月号から2023年1月号に掲載していた広告。マヨネーズとサラダの関係に注目し、さまざまなハーブをピックアップし紹介している。また、同社は日本雑誌広告総合賞にも選出されている。

審査はクリエイティブディレクターの佐々木宏氏や箭内道彦氏、プロダクトデザイナーの柴田文江氏、フリーアナウンサーの中井美穂氏、作家の金原ひとみ氏、日本アドバタイザーズ協会プリントメディア委員会委員長の田原光晃氏、前年度に経済産業大臣賞を受賞したドルチェ＆ガッバーナ ジャパンの南奈未氏によって実施された。

応募作1477作品の中から厳正な審査の結果、金賞11点、銀賞12点、合計23点を決定し、金賞受賞作品の中から、経済産業大臣賞（グランプリ）を決定した。

さらに今回は企画性の優れた作品に対し、審査委員特別賞を設定。エイベックス通信放送「dTV 井上尚弥選手全力応援キャンペーン」が選出された。

表彰会は11月8日午後3時から東京ドームホテルにて開催予定。経済産業大臣賞及び金賞受賞作品は下記の通り。

金賞

■第１部（純広告）
・キユーピー「キユーピー マヨネーズ」
・エルメスジャポン「ルージュ・エルメス」
・プラダ ジャパン「2022年『The Symbole（シンボル）』広告キャンペーン」
・パナソニック「パルック LED電球」

■第２部（タイアップ広告）
・パタゴニア・インターナショナル・インク日本支社「なぜ、パタゴニアが日本酒なのか。」
・カネボウ化粧品「カネボウ ライブリースキン ウェア」
・ミキモト「レ ペタル プラス ヴァンドーム」
・バルミューダ「BALMUDA The Gohan」
・東海旅客鉄道「めでたい縁起物を巡る、京都旅。」

■第３部（シリーズ広告）
・キユーピー「キユーピー マヨネーズ」

■第４部(メディア複合型広告)
・エイベックス通信放送「dTV 井上尚弥選手全力応援キャンペーン」