※本記事は、広報会議2023年12月号 (11月1日発売予定)の巻頭特集「コーポレートサイト フルリニューアルを実現」から抜粋しています。
膝のサポーターなど医療用品を展開する、ダイヤ工業。60期を迎える2022年4月に先立ち、同年2月28日にリニューアルしたサイトを公開した。
刷新後のサイトは、従業員にスポットを当て、「人の温かみ」と仕事への「わくわく感」が伝わる内容を意識。企業への信頼性を重視するばかりに「やや無機質な印象」だったという従来のサイトから大きく変貌を遂げた。
リニューアル後のダイヤ工業のコーポレートサイト
「以前のサイトは10年ほど前に制作したもの。機能面では、新事業などの情報の更新やスマホ対応、採用ページの掲載をしたいと考えていました。そして何より、ブランドや製品の特徴を簡潔に伝えるこれまでの内容から、『当社の社風や独自性、製品への思い』を示し、企業のファンになっていただくことを重視しました」と語るのは、リニューアルプロジェクトのメンバーである、広報部門の藤原舞利子氏だ。
従業員全体の思いの反映を
サイトリニューアルにあたり、2021年4月1日にプロジェクトが始動した。チームメンバーは事業部を跨いだ5人。広報部門の藤原氏と経営企画室Leaderの高田依里氏に加え、IT部門や同社のコア事業部の営業担当など、社内の多角的な知見を取り入れられる体制に。
「様々な部署での経験に加え、自社に誇りを持ちお客様の役に立ちたいというメンバーが集まりました。メンバー皆が常に同じ方向を向けていたのが、サイトリニューアルが上手くいった要因のひとつだと考えています」と高田氏は振り返る。
ただ、メンバーだけでリニューアルを進めると、サイトに反映できるのは5人の思いだけ。企業全体の思いを伝えたいと考えたことから…
続きは、広報会議2023年12月号(11月1日発売予定) の巻頭特集「コーポレートサイト フルリニューアルを実現」でお読みいただけます。
巻頭特集ではこのほかにも、自社の社会的な存在意義を示すBtoB企業のサイト刷新事例や「コーポレートサイトの役割とトレンド」、サイトリニューアルの躓きがちなポイントを解説する記事などを掲載しています。
コーポレートサイトのリニューアルは、スピーディーに進めていくことが求められます。リニューアルが決まる前から本誌を参考に情報収集をし、企業価値を高めるサイトづくりのヒントにしてください。
広報会議2023年12月号(11月1日発売)
- 特集
- コーポレートサイト
- フルリニューアルを実現
- GUIDE
- 企業ブランドを体現し、情報発信のハブとなる
- コーポレートサイトの役割とトレンド
- キヤノンマーケティングジャパン 西田 健
- CASE1
- 30周年を機にコーポレートサイトを刷新
- 多彩な事業を行う「今のアスクル」を表現
- CASE2
- ダイヤ工業のサイトリニューアル
- 「従業員の顔が伝わる」内容に
- CASE3
- あえて2段階に分けてサイトをリリース
- 料理人採用に向けた大東企業の取り組み
- COLUMN
- 今「リニューアルの依頼」で増えていること
- GUIDE
- 初めてサイトリニューアルに携わる
- 担当者が知っておきたい基礎知識&段取り術
- COLUMN
- サイトリニューアルつまずきポイント攻略法
- CASE4
- サイトで自社の存在意義をアピール
- ストーリーで事業を伝える、アサカ理研
- CASE5
- 市の独自性と分かりやすさ両立を
- 流山市の新ホームページ
- CASE6
- 日本福祉大、周年を機にサイト導線を整理
- 「UXリサーチ」がリニューアル推進の旗印に
ほか連載多数
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