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日本生協連、セイコーエプソンらが大賞 「第24回グリーン購入大賞」

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グリーン購入を促進するために1996年2月に設立された企業・行政・民間団体等による組織グリーン購入ネットワーク(GPN)は、「第24回グリーン購入大賞」の受賞団体を11月29日に発表した。

大賞を日本生活協同組合連合会、セイコーエプソン、杉本商店、三重大学、秋川牧園、イオントップバリュ、山梨県の7団体が受賞した。

「グリーン購入大賞」は、環境や社会に配慮した製品やサービスを環境負荷低減と社会的責任の遂行に努める 事業者から優先的に購入する「グリーン購入」の普及・拡大に取り組む団体を表彰する制度として、1998年に創設。第24回グリーン購入大賞では、持続可能な調達(消費と生産)を通じたSDGsの目標達成、中でも、脱炭素社会やサーキュラーエコノミーの実現に寄与する取り組みを募集し、審査を行った。

日本生活協同組合連合会は「大賞・環境大臣賞」をダブルで受賞。日本生活協同組合連合会では、2018年に採択した「コープSDGs行動宣言」に基づき、2021年にプライベートブランドであるコープ商品において、「責任ある調達基本方針」を策定。サプライチェーンにおける社会的責任課題への対応、環境や人権等に配慮して生産された農林畜水産物等の取り扱い拡大、生産者やNGOとの協力関係構築など6項目を掲げ、これらを踏まえた調達活動を行ってきた。

また、生協組合員とのコミュニケーションの一環として、社会や環境に配慮した原材料を使ったコープ商品を2021年にシリーズ化し、「コープサステナブル」の共通ロゴをパッケージに表示して販売しています。同シリーズの商品は200品を超え、組合員の認知向上とエシカルな買い物行動の促進に繋げている。

今回の受賞では、これらの実績が評価された。

大賞受賞団体の詳細は以下の通りとなっている。

 
■第24回グリーン購入大賞 審査結果(※大賞のみ記載)

○大賞・環境大臣賞
日本生活協同組合連合会(行政・民間団体部門)
コープ商品「責任ある調達基本方針」に基づく原材料調達とステークホルダーとのコミュニケーションについて

○大賞・経済産業大臣賞
セイコーエプソン(大企業部門)
公平公正・共存共栄を基本に、サプライヤーと相互信頼関係を築き、ともに発展していくことを目指したCSR調達の取り組み

○大賞・農林水産大臣賞
杉本商店(農林水産特別部門)
地域とともに『ここでしか作れない』を世界へ

○大賞
三重大学(行政・民間団体部門)
地域環境X(Local and Environmental Transformation)を担う科学的地域環境人材(SciLets)の共創育成プログラム

○大賞
秋川牧園(農林水産特別部門)
畜産業を中心としたサステナブルな農業~消費者とともにつくる安心・安全な食づくり

○大賞
イオントップバリュ(農林水産特別部門)
我々に食べるものを与えてくれる動物の飼育環境にまで配慮し、動物が快適で自由に生きることができる飼育環境を広げていくためにイオンができること。

○大賞
山梨県(農林水産特別部門)
やまなしアニマルウェルフェア認証制度~高付加価値化や小回りの効く持続可能な畜産を目指して~

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