求人数過多続くアパレルの「マーケ」職 23年7〜9月は4倍台…実店舗も最高値

CRM人材を探す企業も

パーソルキャリアは12月14日、アパレル・ファッション業界の求人動向で、2023年7〜9月のマーケティング職の転職求人倍率は4.54だったと発表した。4〜6月より0.72ポイント下がったが、新規求人数は同比121.0%。22年からの高水準が続いている。全体の転職求人倍率は3.03倍で、過去最高値を更新した。転職求人倍率は、求人数を転職希望者数で割ったもの。

「Web/EC」関連の転職求人倍率は4.34で、4〜6月から1.27ポイント上昇した。4倍台は1年ぶりという。新規求人数は同比111.1%だった。秋冬シーズンに向け商品撮影やECサイト更新、商品出荷に関する求人が増加した。

「販売/店舗系」も4〜6月比0.55ポイント増の3.97倍で過去最高値。新型コロナウイルス感染症の5類移行で出店計画を再開させたり、訪日観光客需要でポップアップストア(期間限定店)や、外資系、ラグジュアリーブランドでは都市部への新規出店などの計画が増えているという。

マーケティング職の転職求人倍率は、21年7〜9月期の2.88から、22年同期は5.23に急拡大。23年は4.54と高水準となっている。

デジタルマーケティングが引き続き求人の多い職種だが、業務内容の変化も伺える。21年以前までは「Instagram」をはじめとしたSNS運用が主だったが、21〜22年にECでの売上伸長を図る業務が増加。23年は実店舗への回帰などを背景に、オンラインとオフラインをつないだCRM(顧客関係マネジメント)を担う人材を探す企業が出始めた。ECの売上拡大フェーズが終わりつつある一方、実店舗の売上向上を見据えた動きという。

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