新コラム「すきま時間でちょこっと演習『プロジェクトドリル』」が1月11日よりスタートします。
新しい製品販売、新しいツールや手法の実践、新しい制度・ワークフローの導入など、“ルーティンワークではない未知の仕事”は、業種や規模の大小問わず、日々あらゆるところで生まれています。
しかし、あわててプロジェクトマネジメント研修を受講したり、一夜漬けで書籍を読んだとしても、そこで得た知識を自身のプロジェクトにすぐ応用するのは難しいものです。プロジェクトマネジメント力を高める最も確実な方法は場数を踏むことですが、未知の仕事で困っている人に“場数を踏め”と言うわけにもいきません。
そこで、本コラムでは、そうした未知の仕事を成功に導くために必要な思考の型・原則・技法を身につけるためのドリル(練習問題)を提供します。古今東西のビジネス事例、歴史上の出来事、マンガや映画、SNSで話題になった事例など、筆者がさまざまな場所から集めた事例を元に出題し、解説します。取り上げるジャンルも、ものづくり、宇宙、スポーツ、医療、土木、生物、教育、福祉などさまざまです。すきま時間で楽しく取り組みながら、気がつけばプロジェクトの計画立案や意思決定の力が育まれている。そんなコラムにしたいと思います。
どうぞご期待ください。
前田考歩(プロジェクトエディター)
1978年三重県生まれ。平日8:00〜10:00のみ開業の、問いかけと構造化でプロジェクト進行を支援する『プロジェクト・クリニック』を運営。自動車メーカーの販売店支援・CSR事業、映画会社のeチケッティング事業、自治体の防災アプリ、保育園検索システム、夫婦の育児情報共有アプリ事業、魚の離乳食的通販事業、テレビCM制作会社の動画制作アプリ事業など、様々な業界と製品のプロジェクトマネジメントに携わる。プロジェクトに「編集」的方法を活かした、プロジェクト・エディティングを提唱、実践中。著書に『紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本』(翔泳社)、『予定通り進まないプロジェクトの進め方』『見通し不安なプロジェクトの切り拓き方』(宣伝会議)、『ゼロから身につくプロジェクトを成功させる本〜はじめてのプロジェクトマネジメント〜』(ソーテック社)など。
「すきま時間でちょこっと演習『プロジェクトドリル』」バックナンバー
- 炎上プロジェクトを立て直すには?プロジェクトドリル10「危険生物駆除キャンペーンを成功させよ」(2024/3/28)
- 多様なステークホルダーの利害を把握するには?プロジェクトドリル09「過剰包装にならないお菓子の新パッケージを開発せよ」(2024/3/21)
- トレードオフを整理するには?プロジェクトドリル08「未知の開拓地への旅行計画を立てよ」(2024/3/14)
- 局所最適に陥らないためには。プロジェクトドリル07「すっごい高いところの葉っぱを食べる首長ジカを設計せよ」(2024/3/07)
- 定量指標の設定の注意点を学ぶ。プロジェクトドリル06「医療保険の過剰支払いを抑制せよ」(2024/2/22)
- そのKPIと測定方法、成果に見合ってますか?5問目「ロボット導入の成果を測るための指標を設定せよ」(2024/2/15)
- 成功事例を鵜呑みしてはいけない理由。プロジェクトドリル04「昆虫に花粉を運んでもらうための状態を定義せよ」(自然界からの出題)(2024/2/08)
- 計画のヌケモレを防ぐには?プロジェクトドリル03「片手で納豆を食べよ」(2024/2/01)
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