すっぴん風の自然なメイクをする人が4割
マツキヨココカラ&カンパニーはプライベートブランド「nake(ネイク)」を開発した。化粧をしていない素顔「すっぴん」を理想の状態に近づけることがコンセプト。シミを隠すコンシーラーや毛穴をぼかすプライマーなど「すっぴん」を整えることに特化している。全国の店舗(一部除く)やオンラインストアで3月11日に順次販売を開始する。
化粧品メーカーの伊勢半と共同開発した「nake」は、コンシーラーやフェイスパウダーなど全10商品をラインナップしている。肌本来の風合いを生かすコスメシリーズで、使う人を選ばない点が特長。同ブランドのターゲットについて、広報担当者は「性別や年代で区切るのではなく、すっぴんに満足できていない人すべて」と話した。売上や販売数の目標は非公開。
新型コロナウイルスの感染拡大で働き方が変わったことで、すっぴん風のナチュラルメイクを好む人が増加したことなどを理由に開発。週3日以上メイクをしている15~39歳の女性400人を対象とした全国調査(2024年1月25~30日)では、すっぴんに近い自然なメイクをする人が4割だった。一方、すっぴんへの自信について「まったくない」「あまりない」と回答した人は77%となった。すっぴん風メイクをする人でも51%が理想をかなえられていないことも分かった。
「ノーメイクで外出できない」と回答した108人のうち、69%の人が「理想のすっぴん」を実現できたら外出できると回答。どこまでメイクをしたら外出できるかという質問では「眉を整える(75%)」「化粧下地を塗る(55.6%)」「フェイスパウダーをはたく(40.7%)」という回答結果になった。
同社は1億4000万人を超える顧客接点から得られる購買データを元に、既存のナショナルブランド(NB)では捉えられない需要を把握できるとしている。「nake」も既存商品にはない需要を捉えており、スキンケアとメイクの中間の「ととのえメイク」という新しいカテゴリーとして定着させる考え。広報担当者は「性別や年代を超えて手に取ってもらいたい。『ととのえメイク』という新しい価値がサポートになれば」と意気込みを話した。
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