初のテレビCMでAIモデル起用 CM停止リスク回避や費用削減に貢献、広川製作所

広川製作所「ヒ・ロ・カ・ワ」篇

CMは、同社の製品が「半導体」「医療」「航空機」など、様々な業界で活用されていることを文字で表現。画面には業界名が次々と表示され、最後に「ヒ・ロ・カ・ワ」と会社名をリズミカルに繰り返す演出で、視聴者に強く印象付ける。AIモデルは「プラスチック部品作りが得意な会社って知ってる?」などと視聴者に問いかけ、多角的な事業領域をカバーしていることを伝えている。

AIモデルは最先端技術を象徴しており、人間らしい自然な表情と動きによって、親しみやすさと革新性を両立しているという。

CMによって認知度を拡大し、新卒や中途採用の獲得に加え、取引先の開拓や新規受注につなげる考え。担当者の広川諒氏は、「若い世代はテレビをあまり視聴しない傾向があるため、テレビCMで直接リーチできるのは比較的年齢層が高い視聴者だと考えている」と指摘する。これらのターゲット層には、中途採用の応募者や、若い世代が就職先について相談する親世代などが含まれると期待している。

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