ノンアルカクテルのネガティブイメージ払しょく 「無糖」アピールの新商品、アサヒ

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パッケージに大きく記載した「無糖」で、従来のカクテルテイスト飲料のイメージを覆す

機能性表示食品の「スタイルバランス」は、カクテルテイスト飲料市場において4年連続で売上ナンバー1を達成している。特にチューハイが好きな人々に選ばれる傾向があり、ターゲット層は主に30~60代の女性となっている。

一方、カクテルテイスト飲料市場は、ビールテイスト飲料市場と比べると約3分の1の規模であり、同社のビールテイスト飲料との売上比率も1対4であるという。その理由として、RTD(Ready-to-Drink)飲料の飲用者の併飲が少ないことが挙げられており、RTD飲料者のうち70%以上にあたる約3650万人がカクテルテイスト飲料をまだ飲んだことがないという現状がある。

RTD飲用者がカクテルテイスト飲料を避ける理由として、「飲みごたえがなさそう」「甘そう」「食事に合わなそう」といったイメージが原因であると考えられている。「甘くない」ことをうたう商品は多数存在するが、消費者に十分に伝わっていないと見ている。

一般的な顧客のネガティブなイメージが強い中で、「甘くない」と訴求するだけでは不十分であると考え、しっかりと「無糖」をパッケージで伝えることが重要だと認識している。そのため、新商品では「無糖」を目立つようにパッケージに記載している。

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