ホテルの閑散期を活用 体験型の謎解きイベントに2000人集まる

本記事は月刊『販促会議』2月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。本記事は月刊『販促会議』2月号は宣伝会議デジタルマガジンでもお読みいただけます。
 
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フィクションと現実が入り混じるイマーシブ体験を多数手がけてきた謎組が、1月14日から箱根仙石原プリンスホテルでゲームイベントを開催。タイトルは「ESD事件に関する調査のお願い」で、旅の準備段階から世界観に深く没入する宿泊体験型イベントだ。12月1日から予約販売を開始した。

イベントの告知ビジュアル

イベントの告知ビジュアル。今回は、謎解きが好きな人だけでなく、ミステリー系のコンテンツに興味を持っている人にも楽しんでもらえるよう企画した。

同ホテルと謎組のコラボイベント開催は、冬の閑散期の集客アップを目的として2013年にスタートし、今回で18回目。前回の開催時には、参加者の満足度が10点満点中平均9.2点と、高い評価を得ている。

イベントでは、現実世界を舞台に、実際に起こった未解決事件を題材にした虚構と現実が入り混じる体験型ゲームを展開。宿泊するホテルの客室を調査の拠点とし、刑事や探偵のように膨大な資料を読み解いたり、ホテル館内を探索したりして、事件の真相を明らかにしていくという内容だ。

初回開催時の参加者は139人と少なかったが、徐々に評判を呼び、2017年には1000人を突破。2019年には約2000人が参加し、うち半数がリピーターという人気イベントに成長した。毎年1~3月と6~7月の閑散期に開催しており、近年は安定して1300~2000人の参加があるという。

今回は、12月1日からホテルの会員向けの予約を開始したところ、2時間半で計64件の予約が入った。「販売初日の予約数としては、例年よりも多くいただいている状況です」(謎組 代表取締役社長 川和田直之氏)。

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