ダスキンが運営するミスタードーナツは1月27日に創業55周年を迎えた。周年を機に、新しいブランドスローガン「いつもあるのに、いつもあたらしい。ミスタードーナツ」を制定。また、コミュニティーコンセプト「ミスド集合で」を発表した。
同社は、3月6日に「ミスタードーナツ55周年新ブランドスローガン&新ブランドアンバサダー発表会」を開催。新たにブランドアンバサダーに就任した今田美桜も登場した。
新ブランドスローガン(左)とコミュニケーションコンセプト(右)
新ブランドスローガンに込めた思い
発表会では最初に、ダスキン執行役員ミスタードーナツ事業本部企画開発本部長の叶英之氏が登壇し、ミスタードーナツのこれまでの歴史やこれから目指すべき姿について説明。その後、新ブランドスローガンとコミュニケーションコンセプトを発表した。
ダスキン執行役員ミスタードーナツ事業本部企画開発本部長の叶英之氏。
ここ数年の業績について叶氏は、10年ほど前から業績は売上・店舗数ともに減少傾向にあったが、「misdo meets」や「ミスドゴハン」、キャラクターとのコラボ施策などの新しい挑戦を続けてきた結果、業績は回復傾向にあり、2024年12月末には、売上1248億円、店舗数も1000店まで回復したと説明。
「ミスタードーナツは、①手づくりの『おいしさ』、②選べる『楽しさ』、 ③誰かの『笑顔』、④そこで交わされる『会話』を通して、お客さまにおいしい思い出を提供してきました。この、おいしい思い出をこの先も提供し続けていくことがミスタードーナツの使命だと考えています。新スローガン『いつもあるのに、いつもあたらしい。ミスタードーナツ』には、このような思いを込めました」(叶氏)。
「いつもあるのに、いつもあたらしい。ミスタードーナツ」の「いつもあるのに」では、ミスタードーナツとして変えてはならないもの、人々の生活の一部としてなくてはならない存在であり続けるという決意を表しており、「いつもあたらしい」では、“いつも新しい発見がある”“いつも新しい体験ができる”と顧客が感じられるよう、変えていくものを表現しているという。
また、このブランドスローガンを体現していくためのコミュニケーションコンセプトとして生まれたのが「ミスド集合で」だ。このコンセプトを展開する先駆けとして、同社は新アンバサダーである今田美桜が出演するテレビCM「ミスド集合で」篇を3月12日から放映。発表会ではCMのお披露目も行った。
「ミスド集合で」(15秒)篇
今田美桜が「ミスド集合で」を呼びかけ
その後、ステージには今田が登場してトークセッションを実施。今田は青春の思い出にミスタードーナツがあるといい、「ミスタードーナツ大好き人間として、これからもミスタードーナツの魅力を伝えていきたい」とアンバサダー就任の喜びを語った。
ミスタードーナツの商品の中で今田が一番好きなのは「ポンデリング」であることから、ステージ上には「ポンデリング」が登場。実食した今田は「安定感のあるおいしさです。本当に幸せな気持ちになれます」と味わった。
ポンデリングを試食する今田。
また、発表会前日の3月5日が今田の誕生日であったことから、ミスタードーナツが“ポンデリングクッション”をプレゼントするというサプライズも行われた。
今田は「(クッションを)ソファーに置いてポンデリングと一緒にゆっくり休みたいと思います」と話した。
最後に今田は、「ミスタードーナツさんは本当にいつも身近にあって、いつもほっとした時間をくれる存在だと思います。そんなミスタードーナツさんのアンバサダーになることができてとても嬉しいです。この先、より、ミスタードーナツのあたたかさやおいしさを皆さんにお届けできるように、精いっぱい努めてまいりたいと思います。ぜひ皆さんも『ミスド集合で』よろしくお願いします!」と締めくくった。
