ベネッセコーポレーションが提供する「進研ゼミ」の小学1年生向け講座「チャレンジ1ねんせい」は、3月の卒園シーズンを迎える親子に向けた特別ムービー「つないだ手を離す時」篇を3月3日から公開している。
進研ゼミ小学講座「つないだ手を離す時」篇
本ムービーのテーマは「登園までの手をつないで歩く道」。子の卒園式に出席した父親が、娘と手をつないで登園した日々を思い返すストーリーとなっている。楽曲には、全国の幼稚園・保育園で卒園ソングとして親しまれている進研ゼミ発の「たいせつなともだち 〜しんゆうver.〜」を採用した。
寝かしつけに苦戦した夜、朝の準備でヘアセットに苦戦した時間、そして子どもが初めて「ぱぱ」と書いてくれた瞬間など、日常の中にある何気ないシーンが大切な思い出として丁寧に映し出されている。
同社では2025年2月現在、小学校1年生の子ども(第一子)がいる、共働き世帯208人を対象に「先輩父・母が振り返る『幼児期の子育て』調査」を実施(調査期間は2025年2月21〜24日)。
調査によると、保育園、幼稚園の時と比べて子どもと手をつなぐ回数、また、2人きりになる時間が「減った」と半数の人が回答したという(手をつなぐ回数が減った:60.6%、2人きりになる時間が減った:55.3%)。
この結果も受けてベネッセコーポレーションは、本ムービーを通して、卒園という節目を迎えるこのタイミングで、一度立ち止まり、親子でこれまでの時間を振り返る機会を届けたいとしている。
ベネッセコーポレーション 小学生低学年マーケティング・営業部の岩本美沙希氏は、本ムービー企画は「卒園」という一生に一度の節目となる親子の大切な瞬間に寄り添い、これから1年生になって自立していく子どもたちを応援したいという気持ちからスタートしたと説明する。
「コロナが明けて、なにげない日常で触れることの大切さ・貴重さを実感するとともに、幼児期ならではの親子の距離が当たり前のように近かったときから、小学生になって自分ひとり、もしくは友だちと通学するようになるその瞬間の少しの寂しさと成長への喜びを表現したいと考え、制作チームと議論を重ねました。制作にかかわったすべての人が、“親子のかけがえのない時間”や“卒園”への想いをひとつにしてできあがった映像です」(岩本氏)。
また、クリエイティブディレクターを務めたPOTATOの山澤雅之氏は、映像に込めた思いを次のように話した。
「働きながらの子育ては決して楽ではありません。一日単位で見れば大変なことや苦労の方が多い。けれど振り返った時に、ひとりでは得られなかった貴重な経験や時間を、子どもから貰っていたことに気づきます。そんな我が子への感謝を、ひとりの父親として真っ直ぐ表現したいと思いました。制作にかかわったすべての人が、同じような想いで、同じ絵を描き、つくり上げた映像になったと思っています」(山澤氏)。

スタッフリスト
企画制作
読売広告社+モリヤマレコード
CD
山澤雅之
Pr
森山貴史
PM
大野魁夢
演出
吉村瞳
撮影
末松祐紀
照明
⾼橋亮
美術
鈴⽊千佳⼦
編集 | 平澤⾥奈 |
カラリスト | 小林千乃 |
MIX | 笹本竜之介 |
ST | 藤原わこ |
HM | ⻄尾純⼦ |
PRプランナー | 山内遥 |
CAS | 茂⽊ちか |
AE | 玉置太士、内田聖子 |
NA | 宮崎夢子 |
出演 | 札内幸太、⻄原紬、ねづちえり |