ファン目線の企画で新規顧客獲得に貢献、ZOZOのR30のホープ

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する月刊『宣伝会議』の連載『R30のホープたち』。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は、ZOZOで活躍する守屋志能さんに話を聞いた。

※本記事は月刊『宣伝会議』6月号の転載記事です。

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守屋志能さん

ZOZO
マーケティング本部
アライアンス部
アライアンス第2ブロック

入社後、3カ月の研修を経て、マーケティング本部 アライアンス部 アライアンス第2ブロックに配属され、「ZOZOTOWN」の新規会員獲得や認知度向上を目標に、ゴルフトーナメント「ZOZOCHAMPIONSHIP」の運営、新規事業の立ち上げ・オペレーション構築から著名人とのコラボ企画まで幅広い業務に携わる。

注目のマーケティングキーワード「ファン化」

“ファッションの「こと」ならZOZO”と思っていただくために、お客さまの生活の一部となるような愛されるサービスを目指しています。そのためには、当社ならではの「ソウゾウのナナメウエ」な独自の企画と、点ではなく線でつながる顧客体験を提供することで、長期的なファンを増やしていきたいと考えています。

ユニークな企画を続々進行 入社5年目の若手マーケター

ファッションEC「ZOZOTOWN」やファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO」を運営するZOZO。

2021年に新卒入社したマーケティング本部 アライアンス部の守屋志能さんは、スポーツ協賛や新規事業の立ち上げ、著名人とのコラボ企画など、「ZOZOTOWN」の新規会員獲得や知名度向上のための施策を幅広く担当。

入社2年目には、千葉ロッテマリーンズの公式戦で行われた、代表取締役社長兼CEOの澤田宏太郎氏による始球式で、球速によってドリンクが割引となるユニークな企画の立ち上げと進行にも携わった。

幼い頃から、好奇心旺盛な性格だったという守屋さんは、「誰かを喜ばせたり、良い影響を与えられたりする仕事がしたい」という思いからマーケターの道を志す。入社後はプロモーション部で1カ月間、マーケティングの基礎を学び、SEO対策やデータ最適化などのスキルを習得。

大学で専攻した心理学、特に統計学の知識は、現在のデータ分析業務に役立っているという。

徹底したファン目線で売上目標150%超を達成

守屋さんが印象深かった仕事として挙げたのは、2024年に実施した5人組男性アーティスト「Da-iCE」のメジャーデビュー10周年記念コラボ企画だ。主担当として約1年間かけて準備し、売上目標対比150%超を達成。「徹底したファン目線」を意識したことが成功の鍵だったと守屋さんは振り返る。

「母が長年の推し活経験者ということもあり、幼い頃からファンの心理を身近に感じてきました。その経験を活かし、ファンが本当に喜んでくれる企画を目指しました」。

具体的には、Da-iCEのファンクラブや有料動画配信サイトに自ら登録し、メンバーのキャラクターやファンから愛される理由を徹底的に研究。

…この続きは5月1日発売の月刊『宣伝会議』6月号 で読むことができます。

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