ビブリオバトルでは学生が乱歩愛を熱弁
午後は公開シンポジウムと学生によるビブリオバトルを開催。「戦後80年 江戸川乱歩と戦時下の豊島区—乱歩旧蔵資料を用いた地域史研究の連携に向けて」と題したシンポジウムでは、小説を書くことが許されなかった戦時下における乱歩の活動内容などが、研究者らによって発表された。
別会場のビブリオバトルでは、乱歩が顧問を務めたワセダミステリクラブ(早稲田大学)と、乱歩の子息・平井隆太郎と縁が深い立教ミステリ・クラブ(立教大学)の学生たちが、各々の好きな乱歩作品を取り上げ、制限時間付きで魅力を紹介。想定集客の3倍以上である、200人近い観覧者が訪れる盛況ぶりだった。
ビブリオバトルの様子
旧江戸川乱歩邸は、祝日を除く月・水・金、10時30分~16時に見学が可能。入場無料・予約不要。
