「SEO is Dead.」を検証!煽り記事に惑わされずにコンテンツマーケティング担当がいますべきこと

AIチャットボット対策のモニタリングをどのように考えるべきか?

さて、色々言いましたが、短期的にはやることは今まで言われてきていた「真っ当なSEO」とそこまで変わらないのではないか、というのが現時点での私の見解です。

ただ、それでもAIでSEO流入が減ること、およびAIチャットボット経由の流入が増えるのは必然だと思うので、「AIチャットボット経由のモニタリング」をお伝えします。

●まずはGA4等を使いつつ参照元×ランディングページでモニタリング

まず、現在発生している流入については、GA4でいう、セッションの参照元が「chatgpt」「perplexity」「gemini」を含むセッションを「探索」のセグメントで切って、ランディングページと一緒にモニタリングするのが良いかと思います。

どのページにランディングしているかで、どのような情報が参考にされているかはわかるので、参照が増えているコンテンツは「AIにとって需要がある・参照されやすい」というように判断することが出来ます。

●AIによる「おすすめ」に出ているかどうかは、自分で定期的に叩くしかない?

ただ、上記でわかるのは、「AIで調べて、実際に参照元まで見に行く」という行動をとった人になります。イメージしていただければわかると思いますが、かなり氷山の一角です。

実際のユースケースとしては、「AIで調べて、名前が出たサイトを覚えておき、気になったらGoogleやSNSで指名検索する」というような流れかと思います。そして、その流れで出てきた指名検索の増加等は、もはやアンケート調査をして直接聞いてみることでしか追えません。

ではどうするか?考えられるのは、週に1度「マーケティング雑誌で私に合ったお勧めの雑誌はありますか」のようにAIに実際に聞いてみておススメされるかどうかを見に行く活動です。パーソナライズ等がかかるので完全にはモニタリングできませんが、ざっくりでもそれでAIにおすすめされているかはモニタリングすることができます。

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