ソニー・ミュージックレーベルズは6月12日、世界中で人気のコンテンツ「Spookiz(スプーキッズ)」の全ての権利を取得し、キャラクタービジネスの展開をはじめた。音楽事業を主軸とするソニー・ミュージックレーベルズが、キャラクター・アニメーションコンテンツを取得するのは、今回が初めて。
©Sony Music Labels Inc.
「Spookiz」は、世界中にファンを持つ3DCGアニメーション。6月時点で、YouTubeアカウントの登録者数は609万人、総再生回数は31億回を越える。セリフのない非言語かつ1~3分の短尺のアニメーションで、キッズ層を中心にアメリカをはじめとしてフィリピン・シンガポール・インド・日本などのアジア圏、ブラジル・メキシコなどの中南米圏、イギリスなどのヨーロッパ圏等々、世界中で楽しまれている。
さらに楽曲をモチーフに制作された動画シリーズはYouTube総再生回数計3.1億回で、音楽との親和性も高いコンテンツだ。ソニー・ミュージックレーベルズは同コンテンツを取得し、音楽事業で培ったノウハウを駆使することでオリジナリティあふれる展開を目指す。「Spookiz」と音楽を融合させ、より一層グローバルへと広がる発信を進めていく。
ソニー・ミュージックレーベルズの代表取締役社長 辻󠄀野学氏は「レコード会社である私たちは、世界中にファンがいる『Spookiz』を取得しました。音楽で培った経験を礎にしつつ、クリエイターやパートナーの皆さんの力をお借りして、まるでアーティストを育成するかのようにモンスターたちをスターにしていきたい」とコメントを残している。
