グローバルワーク、銀座に旗艦店 インバウンド比率5割目指す

本記事は月刊『販促会議』6月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。

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アダストリアが展開するカジュアルブランド「GLOBAL WORK」は3月27日、ブランド初となるグローバル旗艦店「GLOBAL WORK GINZA」を銀座にオープンした。

イメージ 1階の売り場のイメージ。1階は、GLOBAL WORK GINZAのコンセプト「Conneコネクトct」を体感できるフロアとして展開。オープン時には、銀座みやげにできるアイテムを揃えた「ジャパンコンテンツ」コーナーなどを設置した。

1階の売り場のイメージ。1階は、GLOBAL WORK GINZAのコンセプト「Conneコネクトct」を体感できるフロアとして展開。オープン時には、銀座みやげにできるアイテムを揃えた「ジャパンコンテンツ」コーナーなどを設置した。

GLOBAL WORKは昨年30周年を迎え、2030年に売上高1000億円という大きな目標を掲げている。その達成に向け、今まで多くなかった都市部への出店をマストと考え、今回、銀座に出店するに至った。

また、銀座は訪日外国人旅行者が多く訪れる場所。今後の海外展開の拡大も見据えて世界中の人にブランドを知ってもらうきっかけとなる店舗にしたいと考え、グローバル旗艦店としてオープンしている。その一歩として、まずは同店のインバウンド比率を50%程度まで引き上げることを目指す。

同店では、銀座という立地に合った上品な内装デザインの中に、デジタルサイネージや、骨格診断・カラー診断サイネージ、フォトブースなどを設置。サイネージの活用には特にこだわり、1階エントランス部分には入店を促すような巨大サイネージを設置したほか、商品特徴の説明にもそれまで活用してきた紙のPOPではなくサイネージを採用した。

サイネージで各種診断を行うと、その結果からおすすめの商品を閲覧することが可能。そのほか、商品タグをスキャンすると商品の詳細やスタッフのコーディネートの閲覧、リアルタイムの在庫状況確認などができるようになっている。

サイネージで各種診断を行うと、その結果からおすすめの商品を閲覧することが可能。そのほか、商品タグをスキャンすると商品の詳細やスタッフのコーディネートの閲覧、リアルタイムの在庫状況確認などができるようになっている。

サイネージでは動画と静止画を交互に流したり、英語と日本語を切り替えて表示したりすることが可能。日本人はもちろん、訪日外国人も含めた来店客の購買を後押ししたいと考えている。

反響としては、オープンから約1週間で、通常の店舗と比較しても高い売上を記録。来店客からは、「回遊するのが楽しい」「ブランドのイメージが変わった」といったポジティブな意見が聞かれている。

外観のイメージ。店舗は、マロニエゲート銀座3の地下1階から2階までの3フロアに展開。

外観のイメージ。店舗は、マロニエゲート銀座3の地下1階から2階までの3フロアに展開。

1階に設置した、不定期で商品が入れ替わる物販自動販売機。オープン時は、グラフィックカットソーブランド「GOOグッドD ROCロックK SPEEスピードD」のTシャツを展開した。

1階に設置した、不定期で商品が入れ替わる物販自動販売機。オープン時は、グラフィックカットソーブランド「GOOグッドD ROCロックK SPEEスピードD」のTシャツを展開した。

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