W杯の熱狂再び DAZNはORANGE RANGE、みずほはDragon Ashを起用

6月に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会を前に、企業のコミュニケーションでも“あの熱狂”を呼び起こす動きが目立ってきた。DAZN(ダゾーン)はORANGE RANGE、みずほフィナンシャルグループ(FG)はDragon Ashを起用。いずれも過去のW杯の記憶と結びついた楽曲やアーティストを通じて、観戦体験を現在の熱気へとつなぎ直そうとしている。

「イケナイ太陽」リバイバルヒットのORANGE RANGE、20年ぶりのW杯アンセム

スポーツ関連の定額制動画配信サービス「DAZN」を運営するDAZN Japan Investmentは4月22日、北中米ワールドカップ(W杯)を彩るDAZNの公式アンセムを、ORANGE RANGEが書き下ろすと発表した。大会は日本時間6月12日に開幕し、DAZNは全104試合をライブ配信する。

ORANGE RANGE

DAZNが展開するW杯キャンペーンのメッセージは「全104試合の熱狂を、すべての人へ」、ハッシュタグは「#本気で楽しむならDAZN」。同社は大会を壮大なドラマと位置づけ、その熱狂を全国、全世代へ広げる存在としてORANGE RANGEを起用した。同バンドは「イケナイ太陽」のリバイバルヒットにより19年ぶりに「NHK紅白歌合戦」へ出場するなど勢いを盛り返していた。

テーマは「ド派手にいこう!」で、2006年ドイツW杯で「チャンピオーネ」がNHKテーマソングとなったORANGE RANGEを、20年を経て再びW杯の熱狂の中心に据える。この「ド派手にいこう!」という言葉は、「チャンピオーネ」の歌詞に登場するフレーズ。同バンドのボーカルHIROKIは、「『ド派手にいこう!』という言葉に込めたのは、遠慮なんていらない、この瞬間を全力で楽しもう。一緒に最高の祭りを作りましょう!」とコメント。ORANGE RANGEは、2006年の熱狂をなぞるのではなく、それを超えるために自らも“新たな姿”へ進化し、全104試合に及ぶ大会を盛り上げるための“ある壮大な仕掛け”を準備しているという。

みずほのCMで流れるあの曲は? Dragon Ashも24年ぶり

一方、サッカー日本代表の公式パートナーであるみずほFGは2025年から「青さで、挑む。」をテーマにコーポレートコミュニケーションを行っている。「青さ」を未熟さではなく、秘めたる情熱や挑戦心と再解釈し、「青くて、いいんだ」と新たな挑戦者を応援してきた。同コミュニケーションに合わせて、3月9日からサッカー日本代表の堂安律選手、上田綺世選手、板倉滉選手が出演するCM「青さで、挑む。SAMURAI BLUE篇」を放送開始している。CMでは、Dragon Ashの「Fantasista」が使用されている。

Dragon AshのW杯との結びつきも強い。「Fantasista」が2002年の日韓W杯の日本テレビ系列テーマソング、「AMBITIOUS」が2010年の南アフリカW杯を全試合放送したスカパー!のテーマソングとして使用されてきた。2002年に日本中で鳴り響いていた「Fantasista」が、2026年W杯イヤーを前に再びサッカー文脈でリバイバルされた形だ。

advertimes_endmark

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事