新人の電話対応、名刺交換、コピー機トラブル…サントリー「ほろよい」が“社会人あるある”を描いた理由

「リマインド」よりも「マインド」を伝えるコミュニケーション

サントリーは、「ほろよい」の新Webムービーを4月10日から公開している。俳優の杏花が、KANA-BOONの代表曲「シルエット」をカバー。杏花にとって初めてのカバー歌唱となる。新生活期の若い世代に向けたコミュニケーション施策として展開しており、4月14日には新定番の「ほろよい〈青いサワー〉」「同〈ビタミックス〉」を発売。定番9種も1月中旬以降順次リニューアル発売しており、若年層の嗜好変化に応える狙いだ。

新社会人の“あるある”を描いた「ほろよい」新Webムービー

新社会人の“あるある”を描いた「ほろよい」新Webムービー

2009年発売の「ほろよい」は、アルコール度数3%を特徴とするブランド。LINEリサーチの2025年調査では、好きな缶チューハイ・サワーブランドとして、女性では「ほろよい」が1位となり、20代女性では4割強、30~40代女性でも3割超の支持があるという。

2025年4月のサントリーの調査では、若年層の嗜好が「よりすっきりと軽やかな味わい」へ変化し、お酒選びの基準として「味わいのわかりやすさ」を重視する傾向が見られたという。

今回のWebムービーは新生活期の若い世代に向けたコミュニケーション。新生活を始めた若い世代が直面する変化に着目し、不慣れな電話対応やぎこちない名刺交換、コピー機のトラブルといった“社会人あるある”に囲まれながら、必死に日々を過ごす主人公を描いた。

ほろよい『新人たちのシルエット』篇 2分20秒 杏花 サントリー

主人公はある夜、家で手に取った「ほろよい」をきっかけに、学生時代に熱中していたバンド活動の記憶をよみがえらせる。

仲間に連絡を取り、再び3人で音楽スタジオに集まる。最後はファミリーレストランでたわいもない時間を過ごしながら「ほろよい」を開ける3人の姿を通じて、忙しい日常の中で「ふっと力の抜ける心地よい時間」を表現しているという。

新人時代の話題で盛り上がった制作陣

「ほろよい」新定番「青いサワー」「ビタミックス」

「ほろよい」新定番「青いサワー」「ビタミックス」

電通 エグゼクティブ・クリエイティブディレクターの奥野圭亮氏は、今回の狙いについて「アルコール3%で初めて飲むお酒としてエントリーしやすい“ほろよい”ならではのコミュニケーションをしていこうというオリエンだった」と話す。特に、「あの頃」の思い出とともに飲んでもらえるような、社会人になりたての若い世代をターゲットに考え始めたという。

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