平和をテーマにした広告コミュニケーション事例を集めた企画展「Good Ideas for Good Ⅳ―IDEAS FOR PEACE―」が4月28日から6月20日まで、アドミュージアム東京(東京・汐留)で開かれる。社会課題に取り組む広告コミュニケーションを紹介するシリーズ企画で、2016年の初回以来4回目の開催となる。
今回のテーマは「PEACE(平和)」。展示では、「親と子」「自然と人間」「ジェンダーをめぐる人と社会」「異なる立場の人びと」など、様々な関係性のあいだにある隔たりに向き合う広告コミュニケーションを取り上げる。国内外の事例約50点を通じて、新たな視点や対話のきっかけを提示する構成だ。
展覧会ステートメントでは、「広告が、ピース(Peace)のピース(Piece)でありますように。」と掲げた。すべてを理解しきれなくても、話してみようと思えること。考え方が違っても、目指す方向には大きな違いがないかもしれないと気づくこと。他人事に見える出来事も、同じ地球に生きる自分たちの問題として捉え直すこと。そうした視点をもたらす広告の力に着目している。
展示作品例としては、障害のあるアーティストの作品を知的財産(IP)ビジネスとして事業化するヘラルボニーの事例のほか、コカ・コーラの「Recycle Me」、Museum for the United Nations – UN LiveとSpotifyによる「Sounds Right」などを紹介する。いずれも、社会との関係性を見つめ直すコミュニケーションとして位置付けられている。
主催はアドミュージアム東京を運営する吉田秀雄記念事業財団。協力には角田誠事務所、たきコーポレーション、D&AD、The One Club for Creativity、カンヌライオンズ日本事務局(日本経済新聞社)、東京コピーライターズクラブが名を連ねる。会期は6月20日までで、開館は火曜から土曜の12時~18時。日曜・月曜休館で、入場は無料。ゴールデンウィーク期間も同様。




