ベオグラード万博日本館のロゴ・シンボルマーク発表、指名型コンペで若手デザイナーの案採用

経済産業省と日本貿易振興機構(ジェトロ)は5月15日、2027年にセルビア共和国・ベオグラードで開催される「2027年ベオグラード国際博覧会(ベオグラード万博)」の日本館ロゴ・シンボルマークを決定したと発表した。制作は、資生堂出身のグラフィックデザイナー・小林一毅氏が手がけた。

「2027年ベオグラード国際博覧会(ベオグラード万博)」の日本館ロゴ・シンボルマーク

日本館のテーマは「ともにあそびつながる 日本のあそび心」。2025年大阪・関西万博のコンセプトをレガシーとして継承し、さらに発展させる場として位置づけられている。

小林氏が考案したロゴは、日本古来の「あそび」である「切り絵」をモチーフにしている。ひとつの紙から生まれた花を表現したこのデザインは、切り離されているように見えて実はひとつにつながっている切り絵の構造を通じ、分断を越えて人と人がつながる手がかりとしての「あそび」を視覚化した。

大阪・関西万博に続き若手クリエイターの才能を発信

今回のデザイナー選定は、指名型デザインコンペティションを通じて行われた。大阪・関西万博において若手クリエイターが活躍した系譜を受け継ぎ、次世代の才能を世界へ発信する狙いがある。

ロゴを手がけた小林一毅氏は、1992年滋賀県彦根市生まれ。2015年に多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、資生堂を経て2019年に独立した。東京TDC賞やJAGDA新人賞をはじめ、Pentawardsなど、国内・海外の主要なデザイン賞を多数受賞している。

小林氏は発表にあたり、「一枚の紙さえあれば、言葉が伝わらなくても、その手を取って伝えることができる。小さな感動を分け合うことで、みんながなかよくなるきっかけになりますように」と、デザインに込めた願いを寄せている。

大阪・関西万博からの発信体制をリニューアル

ベオグラード万博の開幕までちょうど1年となるこの日、日本館の公式SNSも始動した。大阪・関西万博日本館のアカウントをリニューアルし、今後の国際博覧会における日本館の情報を継続的に発信するプラットフォームとして運用される。

総合プロデュースチームには、過去の万博に参画してきたクリエイターが再結集。具体的な展示内容については、今後順次発表される予定だ。

ベオグラード万博は2027年5月15日から、同年8月15日にかけて開催される。

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