三井不動産が国内最大級の3D屋外広告メディア「SHIBUYA PARK VISION」を開発

写真 風景 3D屋外広告メディア「SHIBUYA PARK VISION」

三井不動産は5月21日、同社初となる国内最大級の3D屋外広告メディア「SHIBUYA PARK VISION」を開発し、6月1日より販売・放映を開始すると発表した。渋谷・MIYASHITA PARK周辺を舞台に、街づくりと連動した新たな広告体験の提供を目指す。街づくりを行うデベロッパー自らが、広告媒体の開発にも取り組むことにより、街と連動し、景観とも調和した新たな広告体験の創出を目指し、屋外広告媒体の開発を行うことが狙い。

これまでも三井不動産の管理物件におけるサイネージなどを用いたメディア化は進めていたが、「SHIBUYA PARK VISION」は、三井不動産の管理物件ではない一般ビルである、「渋谷市野ビル」屋上に設置される大型3D屋外広告メディア。MIYASHITA PARKからも視認できるポジションにあり、渋谷駅出口から徒歩3分という立地を活かした広告展開が可能となるという。

渋谷駅の乗降客数は1日330万人、MIYASHITA PARK来場者数は月間170万人に上る。ターゲットとして、感度の高い若年層、SNS発信層、インバウンド来街者、プレミアム志向層を想定している。

初回放映には、韓国発のガールグループ LE SSERAFIM の新曲「BOOMPALA」のプロモーションを起用する。3D形状を生かした立体的な映像演出を展開し、5月23日よりテスト放映、6月1日より本放映を開始する予定だ。

三井不動産が新たな屋外広告メディアを開発した背景には、DOOH市場の成長もある。電通発表の「2025年日本の広告費」によれば、「屋外広告」や「イベント・展示・映像」などを含むプロモーションメディア広告費は1兆7184億円と3年連続でプラス成長を続けている。インバウンド需要や大型イベントによる人流回復が市場拡大を後押ししており、こうした潮流も捉えたメディア開発となる。

写真 三井不動産の新たなランドマークメディア「SHIBUYA PARK VISION」

三井不動産が手掛ける、ランドマークメディアの1 号案件である「SHIBUYA PARK VISION」。

社内提案制度「MAG!C」から生まれた “メディアデベロッパー” 構想

本プロジェクトは、三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C」から誕生したもの。2018年度にスタートした同制度は、社員一人ひとりの “妄想” を起点に新規事業を創出する仕組みで、提案者自身が事業責任者となることを原則としている。

今回のメディア開発は、前述の「MAG!C」で採択された、オフィスビルや商業施設などのグループアセットを活用し、街の中に新たなメディアを開発する「メディアデベロッパー」構想の一環として実行されているもの。三井不動産では今後、「SHIBUYA PARK VISION」で得られる知見を活用し、オフィスビルや他エリアへの展開、媒体ネットワーク化も視野に入れているという。

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