“我慢”ではなく“前向きな気持ちの開放”へ、オールフリーが提案するノンアルコールの新しい価値

開放感を象徴的に描いたCM

サントリーのノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」は、今春より味わいとパッケージをリニューアル、気分が開放される躍動感をイメージしたデザインへと刷新している。

4月4日から「オールフリー」の新テレビCM「こんなに自由だったんだ」篇のオンエアを開始した。

『こんなに自由だったんだ』篇

CMに登場するのは、ブランドのメッセンジャーとして新たに起用された松山ケンイチさん。青空の下、松山さんが「オールフリー」の缶を開けた瞬間、座っていたソファごとパラグライダーで浮上する。草原を駆け抜け、そこに集まってきた人たちと共に乾杯を交わす。

「オールフリー」の新テレビCM「こんなに自由だったんだ」篇

また、4月25日から「オールフリー〈エールテイスト〉」のテレビCM「香りがおいしさだったんだ」篇のオンエアを開始。こちらは俳優の白石聖さんをメッセンジャーに起用している。CMでは、白石さんがひと口飲むと、爽やかな香りを感じさせる黄金色の浮遊物が次々と通り抜けて画面を覆っていく。

オールフリーエールテイスト『香りがおいしさだったんだ』篇

「オールフリー」の新テレビCM「こんなに自由だったんだ」篇

「オールフリー」の新コミュニケーションの制作にあたり、サントリーからのオリエンは明解だった。「お酒を飲めない時に仕方なく飲む我慢の飲料ではなく、気分を開放させてくれる飲料にしたい」。この言葉を起点に、クリエイティブチームは新たなブランドコミュニケーションを考えていった。

「パッケージも思い切ったデザインに変更するとのことで、これは結構なリブランディングだと思いました」と、クリエイティブディレクター 尾上永晃氏。着目したのは、「ノンアルコールは我慢じゃなくて、むしろ気分を開放させるもの」であるということ。そこで、開放感はどんなときに感じるのかをまず考えてみた。

「例えばSNSによく挙がっている、AI生成でつくられたであろう、やたら雄大な景色を進んだりするような映像。振り返ってみると、自分はそういうものに開放感があると感じていた。とはいえ、AIでつくるとファンタジーが強すぎてアルコールっぽい印象になるかもしれない。頭がはっきりしてるけれど開放されている状態って、ドキュメンタリーとファンタジーの間なのではないか。それであれば、AIが見せる景色を人力でやってみるとバランスが良さそう」(尾上氏)と考え、たどりついたのが「ソファにパラグライダーがついて、空を飛ぶ」企画だった。

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