マイボイスコムは8月31日、値上げと購買行動に関する調査の結果を発表した。2026年8月1日から7日にかけて、1万877人を対象に「ここ1年の支出負担感や高くなった」と感じる商品などについて調査したもの。
日常的に購入する商品の支出負担について調査したところ、「負担が大きい」「やや大きい」と回答した人の割合は全体の75%。うち4割強を40~50代の女性が占めており、他の層よりも高い回答率を示している。
直近1年間において、日常的に購入する商品で価格が高くなったと感じる商品項目を尋ねたところ、上位には、「食品、飲料」(86.9%)、「菓子・スイーツ類、アイス」(71.1%)、「日用品、衛生用品」(58.0%)が並んだ。
あなたは直近1年間に、以前と比べて特に価格が高くなったと感じる商品カテゴリはありますか。次のような、日常的に購入する商品についてお聞かせください(複数回答可)。
特に価格が高くなったと感じる割合が多かった「食品、食料」について「価格が上がった場合、生活への影響が大きい」と回答した割合は74.7%。次点で回答割合が高かった「日用品、衛生用品」が41.7%であることと比較しても高い回答割合となっている。
一方で「価格が上がっても普段使用し続けている商品をそれまでと変わらず購入し続けたい」と回答した割合も、他の項目が4割以下であったのに対し、「食品、飲料」は66.1%。うちおよそ8割が「生活に必要だから」と回答しており、必需品の値上げによるより安い価格帯やブランドへの転向は比較的少ない傾向が明らかになった。
次のような日常的に購入する商品カテゴリのうち、価格が上がっても、普段購入している商品(銘柄・ブランドなど)をそれまでと変わらず購入し続けたいと思うものがあればお聞かせください。(複数回答可)
消費者が受け入れられる値上げは「お得」「品質」よりも「安さ」
価格上昇時に比較的受け入れやすい条件を聞いたところ、最も回答が多かったのは、「価格の上がり幅が小さいこと」(43.0%)。「価格は変わらず、包装・容器などが簡素化される」が31.6%で続いた。
一方で、「品質や性能、商品内容が良くなる代わりに価格は上がる」(17.1%)や「価格は上がるが、ポイント還元や割引で実質的負担が減る」(16.5%)と回答した割合は2割に満たず、消費者はその場で支払う価格を重視していることがわかる結果となった。




