いつまで雨? 東京で「史上最長」の34日連続降水 農作物や体調にも影響

東京都心では雨が続いているが、9月29日も雨が降って連続降水日数が34日となり、観測史上最長を記録した。日照時間も少なく、農作物の生育や体調不良などへの影響が懸念されている。

気象庁によると、東京都心では8月27日から34日連続で雨となり、1886年の統計開始以降で過去最長を更新した。9月30日以降も雨の予想が続いており、記録を更新する可能性も。日照時間も短く、9月28日までの30日間の日照時間は、東京都千代田区では46.8時間で平年の36%、同八王子市では36.6時間で平年の28%、千葉県香取市では35.4時間で同25%にとどまっており、関東など多くの地点では平年の30~40%となっている。

概況としては、東京を含めた東日本の太平洋側では1946年の統計開始以降9月の降水量としては過去最多になる見通し。また、日照時間は過去最少になる見込みという。気象庁によると、今後も台風や秋雨の時期が続くものの、10月は数日周期で天気が変わる予想で、日照の回復も見込めるという。

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Unsplash/Tan

多雨と日照時間の不足は、農業にも影響を与えている。群馬県米麦畜産課によると、コメについては平坦地での生育が平年より5日ほど遅れており、例年なら収穫している場所でも収穫できていないケースもあるという。また、日照不足のため、「今後収穫できたとしても、収量や質に懸念がある」と担当者は話す。

野菜への影響も深刻で、同県野菜花き課によると、日照不足の影響で全般的に出荷量が減少。ナスは平年よりも1割~3割減っており、レタスは価格が上がったり小玉になったりしている。同課の担当者によると、雨が続くと野菜が病気にかかりやすい上に、病気を防ぐための農薬散布も難しい。また、いま生育しているものだけでなく、キャベツや白菜などこれから冬に向けての野菜の植え付けにも支障が出ているという。

影響を受けるのは、人間も同じだ。日本気象協会によると、秋は台風や前線などの影響もあり、気圧が変わりやすい季節。気圧が日々大きく変動することで、自律神経が乱れやすくなり、身体の不調につながりやすくなるという。この自律神経を整えるためには、規則正しい生活、睡眠、栄養バランスの良い食事、ストレスをためないこと、適度な運動が重要としている。

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