「出会いだって、学べる。」とティン大学開校、Tinderが突然「大学」になった理由とは?

今年7月25日に、Xでこんなメッセージが発信された。
「2026年夏、ティン大学開校。
さぁ、出会いの最高学府へ。 #ティン大学」

この「ティン大学」とは一体何なのか?

これは、マッチングアプリ「Tinder」が展開するキャンペーン企画で、「出会いだって、学べる。」をコンセプトにした架空の大学。「Tinderは人との出会いを通して、自分らしい出会い方や人との関わり方を学ぶ大学のようなものなのではないか?」という考えから、現在TinderのSNSアカウントを大学アカウントのように運営している。7月のXの投稿から始まり、9~10月には大学のある駅を中心にOOHを展開している。

「Tinderさんから最初にいただいたのは、公式Xを継続的に盛り上げ、ユーザーからの発話を増やしていきたい、というご相談でした。キャンペーンの告知だけではなく、平時から『何か面白いことをしているアカウント』として存在感をつくりたい、というのが出発点です」と、企画を手がけた野口柾晴氏。

X上でのTinderの見られ方を検証していく中で、クリエイティブチームはあることに着目した。それは、「現在のTinderの中心的なユーザー像と、Xで日常的に発話している人たちとの間には、少し距離があるのではないか」ということ。そこでクリエイティブチームは、Tinderとは一見かなり遠そうな受験や勉強、学歴ネタで盛り上がる界隈に着目。Xでウケのある学歴・勉強系ネタと、そこから距離のあるTinderを掛け合わせることを企画の核に置いたのだ。

「ただ出会いや恋愛の話を発信するのではなく、あえてTinderから距離のある界隈の文脈から発話を生むことで、普段Tinderを話題にしない人たちにもツッコんでもらえる企画にしたい」。

そこから「勉強には正解があるのに、出会いには正解がない」というギャップを発見し、「出会いだって、学べる。」を掲げる架空の大学「ティン大学」というアイデアにつながっていったという。

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