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キギ 植原亮輔と渡邉良重の新作展

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Ryosuke Uehara

Ryosuke Uehara

Yoshie Watanabe

Yoshie Watanabe

アートディレクター植原亮輔と渡邉良重による作品展「続・キギ展 – 集合と拡散 – 」が2月8日から東京・代官山ヒルサイドフォーラムにて開催される。

植原亮輔と渡邉良重は、2011年に共に所属していたDRAFTから独立。「木はクリエイティブの象徴。1本ずつていねいに木々を育て、やがて森にしていきたい」と願いを込めて、2012年1月にキギを設立した。

これまでに、文化施設「クレマチスの丘」10周年記念、SANYO「2012 WINTER COAT CAMPAIGN BY SANYO」、 那須「森をひらくこと、T.O.D.A.」、通年でグラフィックのアートディレクションに携わる「PASS THE BATON」の新商品デザイン、ラッピングとD.I.Yをテーマにしたショップ「WRAPPLE」など、企業やファッションブランド、セレクトショップ等のブランディングおよびアートディレクションをはじめ、D-BROSをはじめとするプロダクトデザインを手掛けてきた。

昨年5月にギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催された「キギ展 植原亮輔と渡邉良重」では、アートディレクターである彼らの代表的な仕事が一堂に会したが、「続」と題された本展では二人が制作するプライベートワークを中心とした作品を発表する。

植原と渡邉は多くのクライアントワークを手掛けるとともに、作品「時間の標本」(「SPACE FOR YOUR FUTURE」(東京都現代美術館、2007年)、個展「時間の標本 – SPECIMENT OF TIME」(AMPG、2008年)、「庭をめぐれば」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、2012年)などへの参加のほか、映像作品「欲望の茶色い塊」(21_21 DESIGN SITE「チョコレート展」のために制作、2007年)などに代表されるプライベートワークの制作も行ってきた。

本展では、いままでの作品を発展させた新たな試みとして、それぞれの新作及び初公開作品を発表する。グラフィックワークの再構成(植原)や、絵本『ジャーニー』の原画(渡邉)、共作である「時間の標本」や、その新シリーズ(ガラス作品)などが予定されている。

2月8日には「ヒルサイドテラスの住人たち Part3」第7回キギと題したトークショーも開催される(HPにてメール予約、一般2500円)。

時間の標本#002

時間の標本#002

時間の標本

時間の標本

「続・キギ展 – 集合と拡散 -」

日時:2013年2月8日(金)~24日(日)11時~19時、会期中無休 入場料無料
会場:ヒルサイドフォーラム