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全広連が「日本宣伝賞」引き継ぐ――5月の全広連大会で「第1回」発表

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公益社団法人全日本広告連盟は、2013年度から新たな顕彰事業「全広連日本宣伝賞」を設置すると発表した。新年度の事業計画に盛り込み、今後、正式な承認に向けた手続きを進めていく。

同賞は、「日本宣伝クラブ」が昭和30年代から実施してきた「日本宣伝賞」を継承、必要な再編成を行って、新設されるもの。

広告主、メディア、広告関連会社、クリエイターという異なる立場から、広告界の向上・発展に寄与した個人または団体を、それぞれ「松下賞」「正力賞」「吉田賞」「山名賞」として表彰する。これに加え、「広告の社会的使命の促進に特別に功労があった」と認められた個人・団体を、「特別賞」として表彰する。

各賞の選考は、「全広連日本宣伝賞選考委員会」を設置して行われる。第1回は、4月中に「選考委員会」を開催、受賞者を内定し、全広連での手続きを経て、5月15日に開催する「全広連創立60周年記念 第61回全広連青森大会」の式典内で、表彰・発表を行う予定。

全広連は今後、同賞を公益目的事業の一つとして育成、発展させていきたいとしている。

「全広連日本宣伝賞」の各賞名称と選考基準は以下のとおり。

■松下賞
広告主としての活動を通じて、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与した個人または非営利組織。

■正力賞
媒体社としての活動を通じて、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与した個人。

■吉田賞
広告関連会社としての活動または広告理論活動を通じて、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与した個人。

■山名賞
クリエイターとしての活動を通じて、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与した個人。

■特別賞
広告の社会的使命の促進に特別に功労があった、と認められた場合は、上記4賞に加えて個人または、団体を顕彰する。