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コラム

もっと愛してブラックサンダー!伊藤係長の奮闘記

<最終回>ブラックサンダーに続く、新ブランドをつくる!

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今回は、私たち有楽製菓マーケティング部の今後のミッション、特にブラックサンダーの今後の展開への考え方について、ご紹介したいと思います。

ちなみに、このコラムは今回が最終回です…。

これまでご紹介してきたとおり、ブラックサンダーの宣伝・広告活動の事例はまだそんなに多くありません。たまたま、ビギナーズラックで反響の良い広告を打つことができましたが、重要なのはそれを継続することだと考えています。

また当然ながら、売上に貢献できなければ(どれだけ話題になったといっても)社内的にも真の評価は得られません。自己満足にならないように、適切に効果を測定しながら結果を出さなければなりません...。

私たちはまだ、プロモーション戦略を計画的に組み立てることができていません。予算がないのをいいこと(?)に、先々に考えが及ばなかったり、あえて考えなかったりしているのが現状。行き当たりばったりの計画ばかりでしたので、時間にもいつも余裕がありませんでした。

目的は今までもこれからも変わらず、「ブラックサンダーの認知を向上させる」こと。予算の有無に関わらず、そのための計画はやはり立てるべきだと思います。今までは宣伝や広告についてわからないことばかりで、実務にひたすら没頭する日々が続いていましたが、今後はもう少し、全体を見据えたプロモーション計画を立てていきたいと考えています。

短期~中期的には、私たちが思い描くブランドのあるべき姿、理想像のもとにプロモーションの計画を立て、全てとはいかないかもしれませんが少しずつ実行に移し、消費者の皆さんに喜んでいただけるようにしたいと思っています。

ブラックサンダーの理想的な状態は、老若男女が知っていて、食べたことのある、いわば国民食!日本を代表するチョコバーになることです。

オリジナルパッケージのブラックサンダーを作れる「Myブラックサンダー」も、目標の10万個を大幅に上回り、1年で32万個の販売を達成しました。ブラックサンダーで遊び、楽しんでくださる方の多さに、感激しきりです…。

ブラックサンダーは前回のコラムでもご紹介した通り、店頭ではかなりの確率で見かけるようになってきました。当社が把握している店頭カバー率もかなり高い数値になっています。

そのため、店頭率を既存の流通・販売チャネルだけでさらに上昇させることは、かなり厳しい状況です。今後は、もっと多くの消費者にブラックサンダーを知っていただき、試していただくシーンを増やすことが重要です。

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