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2014年の「日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞し、芸能界8年目にして新境地を開拓した西内まりやさん。バドミントンで日本一を目指したかつてのスポーツ少女は、女優、そして歌手として、新たな輝きを放っている。
足立:
福岡県出身なんですよね。
西内:
はい。山も海も近くて本当にいい環境でのびのび育ちました。中学1年生の時にスカウトしていただいて、1年間、福岡でレッスンしてから上京しました。
足立:
中学校までバドミントンをしていて、福岡市での優勝経験もあるそうで。
西内:
バドミントンは、小学校3年生から6年間、毎日練習していて、本気で日本一を目指していました。根っからのスポーツ少女でしたね。スカウトされた中学1年生の頃から、週1回、メイクしてオシャレして鏡の前に立つレッスンの時間が始まり、それが本当に楽しくて。私はこっちの世界でビッグになりたいと、夢が変わったんです。
足立:
福岡から東京に移ってからは、どうでしたか。
西内:
東京は何だかすごいんだという漠然とした憧れがありましたけど、バドミントンで培った精神力なのか、根拠のない自信は常にありました。練習は本当にスパルタで、負けそうなときでも絶対に顔に出すなとずっと言われてきたので。
足立:
負けず嫌いなんですね。
西内:
周りというよりも、自分に負けるのが嫌なんです。モデルを始めたときは身長も低かったですけど、やるからにはトップモデルになるんだと思っていました。母や姉にも、もう少し丸くなりなさいと言われるくらいで。
