朝日新聞社は25日、インターネットを通じて不特定多数から小口の資金を募るクラウドファンディング事業に参入した。同社の社内ベンチャー組織「メディアラボ」によるもので、専用サイト「A-port」を同日オープンするとともに、資金を募集するプロジェクト8件を公開した。
全国紙によるクラウドファンディング事業への参入は初めて。新聞社の持つ編集力や情報発信力を生かして、サービスやプロジェクトの魅力を発信する。具体的には、朝日新聞紙面やデジタルでの編集特集、同社が出資するニュース・ブログサイト「ザ・ハフィントンポスト日本版」などを通じて発信していく予定だという。
資金調達の方法は、支援が目標額以上集まった場合に起案が実行されるもの(達成時実行型)と、目標を達成できなくても起案の実行を確約するもの(実行確約型)の2つがあり、起案者が選ぶ。プロジェクトの内容は朝日新聞社が審査する。支援者は、500円から出資することができる。
この事業は、2013年から14年にかけて同社の社内新規事業コンテストで最優秀賞に選ばれ、事業化された。公開しているプロジェクトは、福井県の活性化や星の観測データをもとに作成した音楽のCD化、捕鯨をテーマにしたドキュメンタリー映画の制作など。
新着CM
-
販売促進
ファンタジー好きに訴求するグミ カンロ、空想の果実をイメージした新商品
-
販売促進
横須賀市、メタバースで観光誘致 AIアバターの実証も開始
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
AD
マーケティング
支払いはファン化の最後の勝負 来店者・店員双方がストレスなく「幸福な時間に」
-
コラム
サムライマックのCMに「ありがとう」と言いたい(遠山大輔)【前編】
-
クリエイティブ (コラム)
アイデアが苦し紛れにくっつく瞬間がある――「KINCHO」ラジオCM制作の裏側
-
販売促進
ベビー用品の速達デリバリー 日本トイザらス、30分以内におむつやミルクを配達
-
AD
特集
【Ayudante主催】デジタル時代のマーケティング活用セミナー
-
販売促進
「認知獲得」「販促」の両方使えるリテールメディア特性がメーカーの混乱を招く