医療・介護・衛生用品メーカーの白十字は、介護生活を送る親子の関係を描いたショートムービー「やさしいひと」を制作、4月6日より特設サイトにて公開している。
白十字 Webムービー 「やさしいひと」
ムービーは、在宅介護を受ける老婦人が、介護をしてくれている女性に娘との思い出を語るシーンから始まる。箱から娘との思い出の品々を取り出し、その品にまつわるエピソードを語る老婦人と、話に耳を傾ける女性。
動画を見進めていくと、実は介護をするその女性こそが娘自身であることが明らかに。
母親の自分を思い続ける愛情の大きさに気づいた娘が、感謝を伝えるという内容になっている。介護をする人・受ける人それぞれが互いにとっての「大切なひと」であり、だからこそ「大切なひととの、今とこれから」を各世代で考えるきっかけにしてほしいという同社の思いが込められている。
特設サイトでは、ムービーと合わせてアンケート調査「親との“今とこれから”に関する意識調査」の結果も公開。親の衰えを感じていながらも、半数以上の人が親との将来について、家族間で話し合いや、熟考ができていないこと、感謝の気持ちを伝えたいのに伝えられていないことが明らかになっている。
白十字は、119年の歴史を持つ、医療と介護のトータルヘルスケアカンパニーで、1962年に日本で初めての大人用紙おむつを発売した会社でもある。今回公開したムービーとアンケートは、広い世代に介護について考えてもらうきっかけをつくる取り組みの一環。それと同時に、同社主力ブランドの大人用紙おむつ「サルバ」シリーズの商品特徴である、肌ケアを考えた弱酸性素材を、「大切な人のために選んであげたい」高機能商品と位置づけ、「大切なひと=親」のためにサルバを選んでもらいたいという同社からのメッセージも込めた。
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