マーケティング論の第一人者として活躍した村田昭治・慶應義塾大学名誉教授が16日、死去した。82歳。葬儀は近親者で行った。
宣伝会議にて
村田氏は1932年台湾生まれ。1960年、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。ハーバード・ビジネススクール留学を経て、1971年から慶應義塾大学商学部教授。1998年から名誉教授。日本商業学会理事、日本広告学会理事、日本マーケティング協会常任理事などを務めた。
主な著書に、「マーケティング・システム論」(有斐閣)、「新マーケティング・ソフト」(世界文化社)、「村田昭治のマケティング・ハート」(プレジデント社)、「こころときめくマーケティング」(国元書房)など。月刊「宣伝会議」で1995年から96年にかけて、「若きアドマンへの提言」を連載した。
日本経済が成長から成熟に向かい、マーケティングのチャネルが多様化する中で、企業活動における哲学やポリシー、人材の重要性を強調した。また、テレビやラジオのコメンテーターなどに活躍の場を広げ、学界と実業界をつなぐ役割を担った。
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