コカ・コーラシステムは4月27日、最需要期の夏に向けて炭酸飲料「スプライト」のパッケージをリニューアルし、全国で販売を開始した。1971年に発売した同ブランド。今回のリニューアルでは、商品の特徴である強炭酸とレモンライム味の「刺激」「リフレッシュ感」をよりダイレクトに伝えるため、カラーやロゴまわりのデザインを変更している。
また、これに合わせて「心まで、スカッと爽快!」をコンセプトとしたキャンペーンを28日にスタートした。キャンペーンのアイコンは、「ウォータースライダー」。今回の企画のために特別に制作されたウォータースライダー「スプラッシュスライダー」を使い、スライダーを滑り降りる爽快感や水しぶきを浴びることで得られる刺激と、スプライトを飲んだときの爽やかな刺激をオーバーラップさせ、何気ない日常生活に刺激をもたらすブランドイメージを直感的に伝えたい考え。スプラッシュスライダーは、テレビCMやWebムービーに登場するだけでなく、実際に体験することができる一般参加型のイベントも予定されている。
またスプライトは、6月6~7日に東京・お台場で開催される、街中を巨大なウォータースライダーで滑るストリートイベント「スライド・ザ・シティ・ジャパン」に特別協賛する。昨年、米ソルトレイクシティで初めて開催され、日本に今年初上陸する同イベントへの協賛を通じて、ブランドメッセージをより効果的に訴求する狙いがある。
同ブランドは2013年・2014年の夏にも「水しぶき」をモチーフとしたアイコンを制作、それを軸にキャンペーンを展開してきた。2013年は、ボタンを押すと6メートルの高さからスプライト470mlペットボトルが落下して水しぶきがかかる「スプラッシュ自販機」、2014年は、スーパーマーケットなどにあるショッピングカートをベースに、水しぶきを浴びながらレール上を疾走する「スプラッシュカート」を制作した。
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