カルチュア・コンビニエンス・クラブは、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」を運営するつみきと業務提携を行うと発表した。これにより、CCC全国のTSUTAYA店舗や、ネット宅配レンタル「TSUTAYA DISCAS」、映像配信「TSUTAYA TV」といった映像事業の一層の活用を促す協業施策を開始した。

具体的な施策としては、つみきが提供する映画レビューサービス「Filmarks」のWebサイト、およびスマートフォンアプリの検索メニューに「新作レンタル情報」を追加し、ネット宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCUS」と連携。また、新作レンタル映画作品に「レンタル開始日」の情報を表示し、映画作品を「Clip！（観たい）」しているユーザーに、その作品のレンタル開始日をプッシュ通知する（iOSのみ対応）。このプッシュ通知は、ユーザーからの要望が多かったサービスだという。

さらに、「Filmarks」の映画紹介ページには「TSUTAYA」店舗のレンタル在庫情報を表示する機能を18日より追加した。

これまで、どちらかというと劇場公開中の作品に関する情報が多かった「Filmarks」だが、今回の提携によって、パッケージ化された映画作品の情報も充実。ネットとリアルの両面で、ユーザーが映画を観たいタイミングで観られる環境を整える。

今後は、約5400万人のT会員のデータベースマーケティングも活用することで、さらなる連携を図り、ユーザーエクスペリエンスの向上に努めていく考えだ。

「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」に関連する記事はこちら