日本デザイン振興会(JDP)は、グッドデザイン賞の新しい交流拠点として、10月29日に東京・丸の内にコミュニケーション・スペース「GOOD DESIGN Marunouchi(グッドデザイン丸の内)」を開設。同所のディレクターとして、内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)、廣村正彰(アートディレクター 廣村デザイン事務所 代表取締役)、藤崎圭一郎(デザインジャーナリスト・東京藝術大学准教授)の三氏が就任した。
デザインと社会をつなぐ最前線として、ここでは企業や教育機関、各種団体などがデザインをテーマに集い、交流、さらに展示やセミナー、トークイベント、ワークショップなどを開催する。特にグッドデザイン賞を受賞した企業やデザインを社会に広く伝えるための広報スペースとして活用すると同時に、来場者とのコミュニケーションを図る場として機能させていく考え。
また、丸の内という日本を代表するビジネスの一拠点であるとともに、観光客が多く集うエリアであることから、グッドデザイン賞受賞デザインのショールーム、東京や日本のデザイン情報の提供サービスなども行なっていく。
空間デザインは内藤氏が、アートディレクションは廣村氏が手がけた。
オープン日から11月29日までは、オープニング・エキシビジョン「近未来のてざわり——A Feel of the near future」を開催。初日午後4時から、グッドデザイン賞審査委員長 永井一史氏、同副委員長 柴田文江氏、そして同ディレクター 内藤氏、廣村氏によるオープニングトークが開催される。
「GOOD DESIGN Marunouchi」概要
所在地:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
営業時間:11時 -20時
定休日:年中無休(年末年始を除く)
入場料:無料
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