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昨年、好評のうちに終了した「コピーライター養成講座先輩コース」の第2期が、2月28日から開講する。昨年の修了生は、自ら仕事を生み出す力を磨き、受講後に実際の案件につなげた。今回は、濱口雅司さん、桜井奏さん、後藤優佳さんという所属の異なる3人がチームを組み、Fリーグで活躍するフットサルチームのポスターを手掛けた事例を紹介します。
左から桜井奏さん、濱口雅司さん、後藤優佳さん。
——なぜ3人で「バルドラール浦安」というフットサルチームのポスターを手掛けることになったのかを教えて下さい。後藤:
もともと3名とも職場が恵比寿という共通点があり、コピーライター養成講座先輩コースに通っていたときから、「なにか一緒にしたいね」と話していました。
濱口:
そんなとき、同じ先輩コースの受講生が、あるフットサルチームが告知用のツールをつくるためのパートナーを探している、ということを教えてくれました。そこで、つないでもらい、提案のチャンスをもらったんです。
——クライアントである「バルドラール浦安」からはどのようなオリエンや要望がありましたか?濱口:
通常、フットサルチームはリーグ戦の開幕前に、年間を通して使えるポスターを作ります。大きなビジュアルにコピーを載せ、下部には対戦スケジュール。試合会場や近隣のお店などに貼ってもらうためのものです。
後藤:
フットサル界とFリーグ全体を、このチームで盛り上げたい。「バルドラール浦安ってやるよね!」と思ってもらえるようなポスターを作りたい、という先方の思いがありました。
シーズンが既に開幕している段階でもあったので、インパクトのあるポスター、とにかく面白いものをやりたい、というのがスタート地点でした。また、シーズン半ばから掲出するものなので、そのタイミングだからこそできることがしたいという思いもありました。