茨城県は7月1日、動画サイト「いばキラTV」を全面リニューアルした。HIKAKINなど人気YouTuberやクリエイターらとのコラボレーション動画を増やしたほか、視聴者から茨城に関するネタの投稿を募集する。運営側が著作者の許可を得て掲載し、ユーザー参加型のキュレーションサイトとしても機能させる。
「いばキラTV」は2012年10月に誕生。県の広報監・取出新吾氏によると2016年度の目標は再生回数1600万回(昨年度1500万回)、キュレーションコンテンツを1000本としている。将来的には100万回再生の動画を生み出し(現在46万回再生は達成)、YouTubeのチャンネル登録者数5万人以上を目指す。
このほか、ユーザーの嗜好や視聴履歴に合わせて好みのジャンルの動画を自動的に優先して表示する機能も搭載。「いばキラTV」を構成している各番組でターゲットとなる視聴者属性を決め、適したコンテンツを提供する。
「開局した2012年から数年は30代がメインユーザーだったが、2015年から始めた番組を起点に20代女性のユーザーが増え始めた。行政動画は基本的に高齢層の視聴が多いため、今後は20代を中心とした若年層を増やしたい」(取出氏)。
現在の「いばキラTV」のYouTubeでの公開動画数は9000本以上。視聴回数は累計1600万回以上で、チャンネル登録者数は2万5000人を超えた。
県の調査によると、YouTubeを活用した動画サイトとして動画掲載本数、総再生回数、チャンネル登録者数は日本一(2016年1月時点)としている。2016年度からは財源が変わったため、3カ月間の準備を経て今回のリニューアルに至った。
新着CM
-
広告ビジネス・メディア
70年前の宣伝担当者は何を考えていた?1954年の『宣伝会議』創刊号座談会を公開
-
クリエイティブ
「宣伝会議賞」中高生部門で5冠達成!1050本のコピーを生み出した源泉は「人と話...
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
クリエイティブ
「宣伝会議賞」は言葉の届け方を学べる場 歌人・木下龍也さんと考える「広告コピー」
-
コラム
スタンフォード大に広報PRの専門学科を設立した第一人者、レックス・ハーロウ
-
AD
広告ビジネス・メディア
INSTAX“チェキ”がアートプロジェクトを支援し、大阪市此花区を世界的なミュー...
-
AD
特集
広報業務が変わる!PRのデジタルトランスフォーメーション
-
クリエイティブ
BOVAグランプリに「Let’s ギューリッシュ」 短尺・縦型増加で...
-
クリエイティブ
世の中を変えようと挑戦する起業家をヒーローに――2023ACC賞審査委員長が語る